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ロシア連邦:良心の囚人たちの即時釈放を

2009年1月30日
国・地域:ロシア連邦
トピック:
アムネスティ・インターナショナルは、ロシアの野党メンバー4人を良心の囚人とみなしている。警察は、表現・集会の自由の権利を行使させないことのみを目的に、この4人を拘禁している可能性がある。

ニジニノブゴロド市の「もうひとつのロシア」連合のメンバーであるこの4人は、公共の場で罵声を吐き、警察の命令に対し抵抗したとされ、5日間の行政拘禁の判決を受けた。アムネスティは入手したあらゆる情報を分析したが、これらの嫌疑はでっちあげられたものである可能性がある。また、4人を拘束したのは、1月31日土曜日に予定されている反政府デモにこの4人が参加できないようにするだけのためではないかと疑われている。

「反対意見を表明するための計画を立てるのは、法を犯すことではない」と、アムネスティ・インターナショナルのヨーロッパ・中央アジア部長ニコラ・ダックワースは述べた。

「行政拘禁を集会の自由の権利を行使させないための予防手段として用いてはならない」

エカテリーナ・ブニチェバ、アントン・ザハーロフ、アレクサンドル・ザイツェフの3人は、1月28日に行われた政府支持者たちのデモに近づこうとしたところを拘束された。アムネスティが入手した情報によると、この3人は警察に罵声を浴びせ、停止命令を受けたのちも罵声を浴びせ続けたという理由で罪に問われたという。アムネスティは、中立的な立場で事件を目撃した者に直接話を聞くことはできていないものの、事件をめぐる状況や、同日に行われた法廷審問の報告書から、この3人への嫌疑はでっちあげによるものではないかという懸念を抱いている。

4人目の反体制運動メンバー、ユーリ・スタロベロフは、同日、勤務先の建物に足を踏み入れたところで拘束された。スタロベロフによれば、彼の拘禁に関する最初の報告書は、警察の過激派対策部門のメンバーが署名したとのことだ。1月29日、自身に罵声を浴びせた嫌疑でスタロベロフを拘束したとする別の警察官の報告に基づいて判決が下ったが、スタロベロフ本人はその嫌疑を否定している。アムネスティは、スタロベロフへの判決も、同様にでっちあげられた嫌疑に基づいて下されたおそれがあると懸念している。

5日間の拘禁の根拠となった4人の野党活動家に対する警察側の主張について、警察の報告も法廷審問も、具体的な情報にはいっさい触れていない。

「集会の自由の権利は、必要がある場合には制限されることもありえる。例えば、公共の安全を守るため、または混乱の防止のためなどの場合である。しかし、でっちあげられた嫌疑に基づいてデモの前に人びとを拘束することは、集会の自由の権利を定めるロシアの法および国際法の趣旨に反している」と、ニコラ・ダックワースは述べた。

アムネスティ発表国際ニュース
2009年 1月30日
 

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