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メキシコ:先住民族活動家4人への告訴取下げるも1人はいまだ拘束中

2009年3月18日
国・地域:メキシコ
トピック:先住民族/少数民族
アムネスティ・インターナショナルは本日、1年近くに渡りゲレーロ州で拘禁されていた先住民族の人権擁護活動家4人に対する告訴の取り下げを歓迎するとともに、でっちあげの嫌疑をかけられ拘束されている残る1人の活動家の釈放を要求した。

「収監中の先住民族の人権擁護活動家たちを拘禁し続けることを正当化する十分な証拠はまったく存在しなかった」と、アムネスティ・インターナショナルのアメリカ部長スーザン・リーは述べた。「彼らに対する告訴の取り下げはたいへん喜ばしいニュースだ。続けてただちになされるべきことは、ラウル・エルナンデスに対する不公正な身柄拘束と裁判を終わらせることである」

「この先住民族活動家たちに対する告訴は、政治的な動機によるものであり、信ぴょう性がなくねつ造された証拠に基づくものであることを、当局は認識しなければならない。またこの告訴は、自分たちのコミュニティの権利を促進するといった正当な活動を理由に彼らを罰しようとしたものである」

2008年4月17日、ゲレーロ州を基盤とするメファア先住民族組織(OPIM)のメンバーである、マニエル・クルス、オルランド・マンサナレス、ナタリオ・オルテガ、ロムアルド・サンチアゴ、ラウル・エルナンデスの5人は、殺人容疑で身柄を拘束され、ゲレーロ州立刑務所へ連行された。ラウル・エルナンデスを除く4人に対する告訴は、証拠不十分として昨夜取り下げられた。これら4人のOPIMメンバーは、今週中にも釈放される見通しである。

背景:
2008年4月17日、マニエル・クルス、オルランド・マンサナレス、ナタリオ・オルテガ、ロムアルド・サンチアゴ、ラウル・エルナンデスの5人は、2008年1月1日にゲレーロ州のエル・カマロテ村で起こったアレハンドロ・フェリシアノ・ガルシア殺害の容疑で拘束され、起訴された。5人のOPIMメンバーは同地域の軍の検問所を通過する際に呼び止められ、身柄を拘束された。そのほかの10人のOPIMメンバーに対しても、殺人に関与したとして逮捕状が出されたが、逮捕には至っていない。

メファア先住民族組織(OPIM)はメキシコのメファア(Tlapanecas)先住民族の権利保護と促進を目的として2002年に創設された。南部にあるゲレーロ州には先住民族として、約11万6000人のメファア民族が居住している。同州はメキシコ国内において、最も周縁化された地域の1つであり、いくつかの人間開発指標が最低水準とされている地域でもある。

ゲレーロ州のOPIMなど先住民族権利団体のメンバーが、何年にもわたって嫌がらせや脅迫を受けてきたことをアムネスティは記録している。ごく最近も、ミステク先住民の未来を求める組織(OFPM)の事務局長と代表が、ゲレーロ州のテコアナパ市で2月20日の深夜、遺体となって発見されている。2人の遺体は、7日前に武装した男たちによって彼らが連れ去られた現場から車で30分離れたところで掘り出された。遺体の身元は家族によって確認され、明らかに拷問されたあとがあったという。

*詳細は以下をご覧ください:
「メキシコにおける先住民族の権利促進:メファア先住民族組織」(AMR 41/040/2008):
http://www.amnesty.org/en/library/info/AMR41/040/2008/en

*ミステク先住民族の未来を求める組織のメンバー2人の殺害事件に対する緊急行動:
http://www.amnesty.org/en/library/info/AMR41/010/2009/en

*5人の良心の囚人を撮影した短いビデオと彼らの妻のインタビューは以下からご覧いただけます:
Windows Media Player -
http://emedia.amnesty.org/netstorage/mexico/MexicoPOCsENG.asx

Real Player version -
http://emedia.amnesty.org/netstorage/mexico/MexicoPOCsENG.ram

*詳細とインタビューのお申込みは以下にご連絡ください:
Josefina Salomon P:+44 207 413 5562, M:+44 7778 472 116, jsalomon@amnesty.org

アムネスティ発表国際ニュース
2009年3月18日

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