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イラン:処刑延期の動きを歓迎する

2009年10月 5日
国・地域:イラン
トピック:死刑廃止
アムネスティ・インターナショナルは、イラン当局が、未成年時に犯した殺人で訴えられたアフガニスタン人の処刑を延期したことを歓迎する。

アッバス・ホセイニは5日に処刑される予定であった。伝えられるところによれば、マシュハド市の司法当局は、事件を示談で解決するための賠償金を受け入れるよう被害者遺族を説得するためのさらなる時間を設けるため、処刑を延期することに同意した。

処刑の新しい日程が決まったという情報はまだない。

アムネスティは、イラン当局に対し、これ以上彼が死刑に直面することがないように、彼の判決を再度審理するよう要請する。犯行を行ったとされる時点で18歳未満であった彼の処刑は、国際法で厳しく禁じられている。

アッバス・ホセイニは、2003年7月に男性を殺害したとして、2004年6月に死刑判決を受けた。彼は、その男性が彼を強かんしようとしたと主張している。

ホセイニは、2005年5月1日に処刑される予定だったが、直前になって、被害者の肉親への金銭賠償としての、血の代償(賠償金)を受ける機会を被害者遺族に与えるために、1週間の延期が認められた。

その間、司法長官は、マシュハド市の司法当局に、死刑執行の手続きを進めないように命じ、アッバス・ホセイニの判決が再審査されることになった。2008年4月27日、最高裁判所は、犯行時の彼の年齢を考慮し、この事件を再審に回した。彼は、2008年8月5日、マシュハドの一般少年裁判所で、再び死刑判決を受けた。

この判決は、2008年12月29日、最高裁判所第33号法廷で支持された。そして、司法長官による最終的な承認を受け、5日に予定されていた死刑の執行に向けて手続きが進められていた。

アムネスティは、彼の判決の見直しや再審をめぐって長期化する不安定な裁判と、繰り返される処刑直前の執行停止は、彼と彼の家族の苦しみを増すことにしかならないと考える。

1990年以降、伝えられるところによれば、イランでは少なくとも41人の未成年時犯罪者が処刑され、140人以上の死刑囚がいるとみられる。2009年には、これまでに少なくとも3人が処刑された。これは、イランが市民的及び政治的権利に関する国際規約(自由権規約)と子どもの権利条約の下で同国が負っている国際的な義務に違反しているということである。これらの条約は、未成年時犯罪者の死刑を明確に禁止している。

アムネスティ発表国際ニュース
2009年10月5日

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