- 2010年3月29日
- 国・地域:ロシア連邦
- トピック:
アムネスティ・インターナショナルは、少なくとも37人が死亡し数十人が負傷した29日のモスクワの地下鉄における爆破攻撃についてはっきりと非難する。
3月29日午前、モスクワ市内がもっとも混雑する時間帯に、市中心部の2つの地下鉄駅で1時間の間に2つの爆弾が爆発した。
攻撃は自爆攻撃だと伝えられている。いずれの集団も爆発に対する犯行声明を今のところ出していない。
「民間人の生命に対するこのような卑劣な攻撃はまったく正当化できない。事件の加害者は逮捕され、国際人権基準に厳格に沿って、裁判にかけられるべきである」と、アムネスティの欧州・中央アジアプログラム部長ハリヤ・ゴワンは述べた。
「ロシア当局もまた、攻撃への対応において人権を尊重することを保証しなければならない」
アムネスティ発表国際ニュース
AI Index: PRE01/106/2010
2010年3月29日
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