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中国:政府は外国人記者に対する取締りを止めるべき

2011年3月 7日
国・地域:中国
トピック:
中東や北アフリカで起こっているデモに触発され、起こる可能性のある抗議運動を取材する外国人記者たちに対する中国の取締りは、中国政府が大規模な抗議運動を恐れていることの表れである。アムネスティ・インターナショナルは3月3日、このように述べた。

「中国当局は2008年の北京五輪前に、海外メディアに対し中国国内で当局の干渉を受けずに取材することを許可する公約を発表しました。当局はそれを遵守しなければなりません」とアムネスティのアジア太平洋部長サム・ザリフィは述べた。

「こうした外国人記者に対する新たな規制も、表現と見解の自由に対する包括的な取り締まりの一部です。中国人の活動家や弁護士たちも、これを理由に逮捕、拘禁されています。」

中国外国人特派員協会によると、BBCやCNN、ブルームバーグなどの記者たち12名以上が、2月26日に抗議行動が予告されていた北京の繁華街王府井地区を取材のために訪れた際、治安要員により殴打され、拘禁された。

あるカメラマンは、私服警官に殴る蹴るの暴行を受け、病院で手当てを受けなければならなかった。

警察は記者たちから機材を没収し、匿名のオンライン活動家がデモを開催する予定であると特定した地域から、記者たちを強制的に追い出した。政府治安要員が厳重に警備にあたる中、実際に現場に現れた抗議参加者は、集まったとしてもごくわずかだった。

「暴力や脅迫、嫌がらせなどの手段で海外メディアを統制しようとする企ては、中国当局が基本的な報道の自由と同国自身の法律を軽んじていることを示唆しています」と、サム・ザリフィは述べた。

この数週間にわたって、ソーシャルネットワーキングサイト上で匿名のユーザたちが、中国国内で「ジャスミン革命」を起こそうと呼びかけ、抗議に参加する意志のある者は国中の各都市に平和的に集まるよう促していた。

中華人民共和国外交部(中国外務省)の代表者は、今回の王府井での襲撃は、記者たちの自己責任であると述べた。

オンライン活動家がデモを開催すると特定した公共地区での取材が、北京や上海の警察によって禁じられた、と報道する海外メディアもあった。

2008年の海外メディアを統制する規則は、北京五輪期間中、外国人記者に対して正式に、一時的な報道の自由を与えたものだが、その規則によると外国人記者は、公式の許可がなくても、承諾を得た個人を自由に取材できることになっている。

この規則は、中国当局が引き続き自由報道を禁止しているチベットには適用されない。

この規則があるにも関わらず、中国の都市部から離れた地域では、外国人記者は依然として、中央の規則は知らないと言い張る地方の役人から嫌がらせを受けている。

「中国政府は、海外メディア同様に中国メディアも、当局の嫌がらせに悩まされることなく任務に従事できるよう、報道の自由を拡大していくべきです」とサム・ザリフィは語った。

アムネスティ発表国際ニュース
2011年3月3日

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