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イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ自治政府:パレスチナ人の被拘禁者を自由にすべき

2012年4月23日
国・地域:イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ自治政府
トピック:地域紛争
起訴や裁判なしに、イスラエルの監獄に投獄されたパレスチナ人のハデール・アドナンが4ヵ月経って釈放される予定だが、囚人たちの大規模なハンストが同時に起きている。このハンストは、行政拘禁と収監状態に対する怒りを示していると、アムネスティ・インターナショナルは述べた。

イスラム聖戦とつながりがあるとされた34歳のパン屋であるアドナンは、2月になされた彼の弁護士とイスラエル当局の間の取引によって、釈放される予定である。その取引でアドナンは、行政拘禁と虐待に抗議して続けていた66日間のハンストを停止することに合意していた。

彼は2011年12月から拘禁されてきた。

17日には1000名を超える囚人たちが、「パレスチナの囚人の日」を記念し、行政拘禁と家族との面会不許可、拘禁状況などに抗議して無期限のハンストに突入した。

「イスラエル当局はハデール・アドナンの拘禁を正当化する証拠を明らかにせず、彼がハンスト停止に同意した後も拘禁しつづけています。彼の生命が危機にあるのに、起訴や裁判もなしに勾留を続けて彼がさらに衰弱することを強いているのです」と、アムネスティの中東・北アフリカ副部長のアン・ハリソンは述べた。

「イスラエル当局は人びとを行政拘禁するのを止めなければなりませんし、拘禁されているパレスチナ人たちが虐待されず、必要な場合は適切な医療を受けられるよう保障すべきです」とも述べた。

アドナンの行動は30歳のハナ・シャラビに影響を与えた。彼女はイスラエル当局による行政拘禁と虐待に抗議して、43日間のハンストを行なった。

4月1日、イスラエル軍当局はパレスチナ囚人協会を代表する彼女の弁護士との取引に基づいて、彼女をガザ地区で釈放した。

シャラビをガザ地区に移送したことは強制退去もしくは追放に相当する可能性があると、アムネスティは懸念している。少なくとも3年間、彼女が被占領西岸地区の家に帰還する可能性はない。

一方で、他の多数のパレスチナの囚人および行政拘禁されている人びともハンストを開始していた。彼らの多くは、シャラビが釈放された時にハンストを中止した。

本日の大規模な抗議行動までに8名のパレスチナ人たちが自らの行政拘禁に抗議してハンストを続けてきた。彼らの内、4名は健康状態の悪化により現在、ラムレ刑務所病院に勾留されている。

アムネスティが知る限りでは、たった2名、27歳のビラル・ディアブと34歳サエル・ハラレという3月1日からハンストをしてきた両名のみが、イスラエルの人権のための医師団の法的訴えの後、一度だけ当局から独立した医師に診てもらうことが許された。当局から独立した弁護士や家族に面会を許された者はいない。

「被拘禁者たちが当局から独立した医師たちに診てもらえないこと、ハンスト決行のために隔離や罰金、あるいはイスラエル監獄局看守による虐待などの罰を受けた人たちがいるという報告に、私たちは大いに憂慮しています」とアン・ハリソンは述べた。

ハンストをするパレスチナ人たちは、独房収容の停止とすべての囚人および被拘禁者と家族との面会許可を求めている。2007年6月以来、ガザ地区からの囚人および被拘禁者たちと家族との面会は禁止されているが、それは国際法違反である。

およそ24名のパレスチナ立法評議会のメンバーを含む、320名余りのパレスチナ人たちが現在、行政拘禁されている。この数ヵ月で被拘禁者数は着実に増えている。

アムネスティ国際ニュース
2012年4月17日

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