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イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ自治政府:死に瀕している、ハンスト中のパレスチナ人

2012年6月18日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ自治政府
トピック:危機にある個人

ガザ出身のサッカー選手マムード・アルサーサクは、2009年7月からイスラエル によって勾留されている
ガザ出身のサッカー選手マムード・アルサーサクは、2009年7月からイスラエル によって勾留されている

イスラエルによる拘禁に抗議して90日余りハンストを続け、死に瀕しているパレスチナ人のサッカー選手が救命医療を受けられるよう、イスラエル当局は民間病院への入院を認めるか、釈放しなければならない。

マムード・アルサーサクはガザ出身で、2009年7月からイスラエルによって勾留されている。彼は不法戦闘員法にある強制収容に基づいて現在も拘禁されている唯一の人物である。その法律によってイスラエルは機密情報に基づき起訴や裁判なしに人びとを拘禁することができる。

この法律の下では、イスラエルの安全に脅威を与えることはないと証明できない限り、被拘禁者は無期限に勾留されうる。

「3年近く勾留していたので、イスラエル当局はアルサーサクを明白な罪状で起訴し裁判にかける十分な機会がありました」とアムネスティ・インターナショナルの中東・北アフリカ部長のフィリップ・ルーサーは述べた。

「当局はそうすることなく、彼と弁護士には知らせない機密情報に基づいた拘禁命令を繰り返し是認してきたのです」。

ハンスト中、アルサーサクは適切な医療を受ける機会を繰り返し奪われている。死に瀕している者に対して、これはイスラエルの国際的義務に違反した非人道的、品位をおとしめる処遇に相当する。

「アルサーサクが緊急に必要としている専門医療は民間の病院でのみ受けられるので、それが受けられるよう民間病院への入院を許可するか釈放されるべきです」とフィリップ・ルーサーは述べた。

「被拘禁者の権利のための最低限の保護措置を欠いている不法戦闘員法による強制収容をイスラエルは廃止すべきです」。

ガザ地区南部のラファにいるマムード・アルサーサクの家族は、彼が逮捕されてから本人に会っていないか、ハンストを始めてからは話したこともない。6月13日、家族はアムネスティ・インターナショナルに対して、彼が勾留中に亡くなってしまうのではないかと心配していると語った。

家族は彼の命を救うために国際社会が介入することを求めた。

同じ日に、アルサーサクの弁護士がアムネスティに対し、依頼人がラムレにあるイスラエル監獄局の医療施設に拘禁され続けていること、そしてそこでは長期のハンストをしてきた被拘禁者に必要な専門医療がなされないことを述べた。

アムネスティ国際ニュース
2012年6月14日

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