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パキスタン:死刑囚の釈放は、死刑の非人道性への反旗に

2012年7月 4日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:パキスタン
トピック:死刑廃止

パンジャブでの爆破事件にかかわったとされ、パキスタンで20年間死刑囚だったインド国籍のサラジット・シンの死刑減刑決定について、アムネスティ・インターナショナルは、死刑廃止に向けた動きを前進させるものであると表明した。

「20年間も死刑囚として収監されていた人間が自由な身となるのは、めったにあることではありません。20年といえばパキスタンの法律に基づく終身刑より長いのですから。サラジット・シンの裁判は非常に政治色の強いものでした。アリ・ザルダリ大統領によるシン氏の死刑減刑の決定は、死刑という刑罰の非人道性への挑戦であり、歓迎すべきことです」とアムネスティのアジア太平洋地域担当部長のキャサリン・バーバーは述べた。

サラジット・シンは一貫して無実を主張し、死刑囚であった間、恩赦を5回出願している。

「死刑は最も残酷で非人道的で屈辱的な刑罰です。アムネスティは、どんな罪でも例外なく死刑に反対です」

パキスタンには現在8300人の死刑囚がいる。

パキスタン人のベーラム・カーンは、6月30日にカラチで死刑に処せられることになっている。彼はモハマド・アシュラフ弁護士殺害の罪で2003年6月23日に反テロリズム裁判所で死刑の判決を受けた。

「ベーラム・カーンの死刑が執行されれば、パキスタンでは4年ぶりの死刑執行となり、これから多くの死刑執行の突破口になる恐れがあります。ザルダリ大統領はベーラム・カーンの死刑を停止するようただちに行動すべきです」

「パキスタンもインドもそれぞれの関係当局は、すべての死刑を減刑し、死刑執行の一時停止措置を正式に行い、死刑廃止に向けた一歩とすべきです」とキャサリン・バーバーは述べた

アムネスティ国際配信ニュース
2012年6月26日

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