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TPPは、自由な言論と健康を切り捨てるな!

2012年9月19日
[国際事務局発表ニュース]
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新しい環太平洋パートナーシップ協定の草案を作成するために、ワシントン郊外に集まった9カ国の交渉担当者たちは、著作権と特許権についてのどのような新しい規定においても、透明性と人権を守るという根本的な原則を厳守することを保証するべきである。

何人も我々が長い間戦って勝ち取った自由な言論と健康の権利に対する法律的保護を売り渡す権利はないし、それが密室の交渉で行われるとすれば、ますます許すことはできない。

今まさに、TPPの交渉担当者たちは、彼らが持っているカードを公にすべきであるし、さらに重要なのは協定の草案を公にすることである。

この文書は、2007年に交渉が始まって以来秘密にされてきた。しかし、漏れてきた情報によれば、広範に批判されている模倣品・海賊版拡散防止条約と同じ目的を果たすことが期待されていると考えられる。

具体的には、この漏れてきた文書は、公正使用の保護や無罪推定といった基本的な司法上の保証を無視したもので、インターネットにおける言論の自由や教育的資料に対するアクセスを危うくするような著作権に関する条項も含んでいる。

さらに問題なのは、このTPPの草案の薬剤の特許に関連する条項は、独占権の保護を進め強化しようとするもので、ジェネリック医薬品の開発と生産を妨げてしまう危険をはらんでいる。

生命を救う薬を手に入れることは権利であり、特権ではない。TPPは利益よりも人間を優先するべきである。

2008年に、環太平洋パートナーシップ協定の交渉は、チリ、ニュージーランド、シンガポール、ブルネイの間で始まった。米国が2010年に交渉に加わり、カナダとメキシコがまもなく交渉に参加する予定だ。

TPPに参加する国ぐにを合わせると世界の国内総生産の27%を占める。

交渉は、9月6日、米国通商代表部がホスト役となり、バージニア州のリースバーグで始まる。今回が14回目の交渉となる。


アムネスティ国際ニュース
2012年9月6日

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