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グアテマラ:止まぬ女性殺害事件に、今こそ捜査のメスを

2013年1月26日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:グアテマラ
トピック:女性の権利

女性に対する暴力に抗議する女性たち。グアテマラシティにて。(c)JOHAN ORDONEZ/AFP/Getty Images
女性に対する暴力に抗議する女性たち。グアテマラシティにて。(c)JOHAN ORDONEZ/AFP/Getty Images

1月16日、少女2人の死体がグアテマラ市内の道端で発見された。他にも女性2人が、それぞれ別の場所で死んでいるのが発見された。グアテマラ当局は、女性たちの安全を確保せず、その生命を危険にさらし、年間数百人にも上る殺人を許している。さらに、その犯罪者を裁くこともしない。

公式の発表によれば、グアテマラでは、2012年には約560人の女性が殺害され、2011年は631人、そして2010年には695人が殺害されている。

殺人事件のうち、加害者が有罪となった事件は4パーセントに満たない。グアテマラ議会は、2008年に女性に対する様々な暴力犯罪を類型化し、特別の法廷を設けるとともに判決ガイドラインを作成したが、犯罪に歯止めがかからない。

毎月報告されている女性や少女の殺害事件の数は、減る気配がない。このことが国にとって、不名誉なことであるにもかかわらずだ。

この10年間に起きた、何千件もの女性や少女の殺人事件が、捜査の不手際などで未解決のままだったり、そのままお蔵入りとなっている。

19才の大学生だったクラウディーナ・ベラスケスは、2005年8月13日に死体で発見された。銃で撃たれていた。彼女を殺した犯人は、結局見つかっていない。

有効な捜査が行われてこなかったとの報告もある。たとえば、主犯格の容疑者が銃を発砲したことを立証する検証も行っていないという。

クラウディーナの父親は、検察局を何度も訪れ、捜査情報を提供し、娘の事件への対応を強く求めた。しかし、いまだに目に見える進展はない。

15歳だったマリア・イサベル・フランコは2001年12月、強かんされ殺害された。

以来、彼女の母親ロサ・フランコは、法の正義を求めて闘っているが、当局はいまだに加害者を裁きにかけていない。

母親は、娘を殺害した犯人を必死で探しているが、何者かから殺しの脅迫やいやがらせを受けている。米州人権委員会は2006年10月、グアテマラの捜査が不当に遅れているという理由から疑義を認めた。

現在、この事件は米州人権裁判所で審理されており、当局が適切な対策を取るよう圧力を強めている。

暴力防止、有効な捜査、公正な裁判を怠る当局は、女性に対する虐待や殺害を容認しているのと同じことだ。

アムネスティは、少女2人と女性2人の殺害事件を徹底的に調査して犯人を裁くよう、当局に要請する。

グアテマラ政府は近年、数多くの性に基づく暴力事件が未解決のままである問題に早急に対処し、適正な捜査を行い、犯罪者が法の下で裁かれるようにするべきである。

アムネスティ国際ニュース
2013年1月24日

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