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マレーシア:反政府活動家らを釈放すべき

2013年5月30日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:マレーシア
トピック:

選挙不正疑惑に対する抗議活動が活発に行われている (C) Getty Images
選挙不正疑惑に対する抗議活動が活発に行われている (C) Getty Images

マレーシア政府は、選挙後の弾圧を止め、治安妨害法に基づき逮捕された議員や反政府活動家をただちに釈放するべきである。

反政府派の国会議員ティアン・チュアさん、活動家のイブラーム・ハリスさんとタムリン・チャファさんは5月23日、昨年政府が撤廃を約束した治安妨害法に触れたとし、クアラルンプールで逮捕された。

また、学生活動家であるアダム・アドリさんは、5月5日にあったとされる選挙違反に対してデモを呼びかけたとして、同じく治安妨害法により拘束された。
さらに5月22日、そのアドリさんのためにキャンドルの祈りを捧げていた18人の若い活動家たちがペナンで拘禁された。  

マレーシア政府は平和的な表現の自由の権利を行使する者に対し、すでに撤廃が発表されている治安妨害法や刑法を行使して圧力を加えるのをただちにやめるべきである。

マレーシア政府は、反政府の考えなど個人の政治信念を平和的に表現しただけで拘束された人たちを、ただちに釈放するべきである。警察は、アドリさんが史上最も接戦だった選挙での違反について5月13日の市民集会でコメントしたことに目を付けた。チュアンさん、ハリスさん、チャファさんは、24日の再拘留審理のために一晩拘束された。

アドリさんは5月18日、クアラルンプールで拘束された。選挙から13日後だった。

彼は起訴され、今日(5月23日)、7月2日の審理前に保釈された。もし治安妨害罪が確定した場合、最長3年の実刑と最高5000マレーシアリンギット(おおよそ16万円)の罰金が課せられる。

アムネスティは治安妨害法や法を利用した政治的圧力に対して、これまで何度も懸念を訴えてきている。

2012年の選挙で勝利したナジブ・ラザク首相は、治安妨害法を「過去のもの」として撤廃を発表した。

撤廃を約束しながら、政府は現在もこの法律を利用し、平和的な活動家たちに圧力をかけている。

治安妨害法では、政府または統治者に対する不満をかきたてることや憲法で守られている事柄に疑問を呈することなど、幅広い行為を犯罪としている。る。

拘束された18人のうち、3人は警察により殴打されたと話した。マレーシア当局の常套手段だが、刑法の抑圧的な規則のもと「違法な集会」を行ったとして3人は拘束されている。また、18人のうち、少なくとも1人は18歳以下であることが分かっている。

アムネスティ国際ニュース
2013年5月23日

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