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ロシア連邦:プッシー・ライオットのメンバーの仮釈放を否決

2013年8月 1日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:ロシア連邦
トピック:危機にある個人

世界で100名以上の人びとが、プッシー・ライオットのバンドメンバーの釈放を求めていた。© Amnesty International/Imran Uppal
世界で100名以上の人びとが、プッシー・ライオットのバンドメンバーの釈放を求めていた。© Amnesty International/Imran Uppal

ロシアの控訴審で、政府批判の歌を歌った罪で拘置されているプッシー・ライオットのもう1人のメンバーの釈放も否決された。これは、国が言論の自由をさらに抑圧する動きである。

ナジェージダ・トロコンニコワさん(23歳)の控訴審は7月26日、留置所があるモルドヴィア共和国の最高裁で開かれたが、最高裁は仮釈放の控訴を却下した。彼女がフーリガン行為についての罪を認めず、昨年より収監されている刑務所で2度懲戒処分を受けたためだった。

トロコンニコワさんは潔白を主張し、ロシア最高裁まで控訴し続けるつもりだ。

同じバンドメンバーのマリア・アリョーヒナさん(25歳)の仮釈放申請に関しては、ロシアのペルミ地方裁判所がすでに7月24日に、認可を却下する前回の判決を支持していた。

トロコンニコワさん、アリョーヒナさん、エカテリーナ・サムツェビッチさんの3人は、女性パンクグループ、プッシー・ライオットのメンバーで、2012年2月、モスクワのロシア正教会の首座聖堂で政府を批判する歌を歌ったとして、「宗教的嫌悪によるフーリガン行為」で起訴された。3人とも、その後、2年の懲役刑を宣告されたが、サムツェビッチさんは控訴し、執行猶予となった。

3人は平和的に自分の意見を表現したというだけで拘束された良心の囚人だ。ロシア政府はマリア・アリョーヒナさんとナジェージダ・トロコンニコワさんを即時かつ無条件に釈放し、エカテリーナ・サムツェビッチさんを含む全員に対する判決を覆すべきである。

今や時は変わり、言論の自由を抑圧し市民社会を無力化することは不可能だ。ロシア政府はこのことを知るべきである。ロシアは国際社会の大国であり、その地位を保持するには、人権を擁護・促進する政府の義務を遵守しなければならない。

控訴審を前にこの週の初め、世界中の著名なミュージシャン100人以上と、約3万5000人の活動家たちが、プッシー・ライオットのバンドメンバーの即時釈放を求めていた。

アムネスティ国際ニュース
2013年7月26日

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