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タイ:デモ参加者逮捕は危険な前兆

2014年5月27日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:タイ
トピック:

タイ軍が5月23日、平和的なデモ隊を解散させ、少なくとも3名を逮捕したと伝えられた。軍事政権は、表現と集会の自由に厳しい制限を設けているが、これは即刻撤回されるべきだ。

また、多数の政治指導者を拘束している模様だが、彼らの所在を直ちに明らかにし、弁護士らに接触できるよう、軍事政権に強く要求する。

数百人が民政返還を求めバンコクの中心部に集まったが、数時間後、軍により解散させられた。少なくともデモ参加者3名が逮捕されたとされる。

平和的なデモ参加者を軍が逮捕したことが事実であるならば、これは危険な前触れである。自分の意見を表明しただけの市民を罰してはならない。デモ参加者の民政要求が高まっていることを考えると、軍が自制して行動することが特に重要となる。治安の維持を人権侵害の口実にしてはならない。

軍部は、王室に関する条項をのぞく憲法の執行を停止し、5人以上の集会を禁止し、ソーシャルメディアを含めた、軍や戒厳令への批判的な発信を禁止している。

指導的な政治家を含む著名人150名以上が出国を禁止された。この2日間で、最近失脚したインラック首相をはじめ、数十人が拘束されたといわれるが、その所在は不明だ。

アムネスティは、軍が政治的指導者を拘束し始めたことを深く憂慮している。軍事政権はこの行動の法的根拠と、彼らの所在を直ちに明らかにすべきである。なんびとも自分の政治的意見や所属政党を理由に拘束されてはならない。

彼らを釈放するか、法律が明記する犯罪で起訴し、独立した文民の裁判所に送還するべきである。

治安部隊には、拷問や残虐な行為を禁止し、違反した隊員は裁判にかけられる、という明確な指示をしなければならない。

アムネスティ国際ニュース
2014年5月23日

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