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タイ:警察は取調べで虐待をやめよ

2014年10月15日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:タイ
トピック:

タオ島での殺人事件捜査でDNA検査を行う警察。(C) AFP/Getty Images
タオ島での殺人事件捜査でDNA検査を行う警察。(C) AFP/Getty Images

タイのタオ島を訪れていた英国人観光客2人が殺害された事件で、2人のビルマ(ミャンマー)人が逮捕された。接見した弁護士の話では、1人が警察に殴られ「感電死させるぞ」と脅されたという。

今回の捜査で逮捕された他のビルマ人移住労働者たちも拷問や残虐な扱いを受けていると、多くの情報筋が伝えている。警察の虐待には、殴打や脅迫、熱湯をかけるなどがあったという。さらに、警察は、殴打した被害者に「口外するな」と脅したという証言もあった。

国際的な関心を集める衝撃的な犯罪事件の解決に向けて、当局が必死であるとしても、公正な取調べと裁判を受ける権利を侵害することはできない。

当局はすでに容疑者たちをテレビの犯行再現ドラマに強制的に登場させているが、これは推定無罪の権利を侵害するものだ。

タイでは、警察による拷問や虐待の疑惑が増えている。
今回の事件に限らずすべての虐待疑惑には独立かつ徹底した調査を行うべきである。

当局は、移民労働者であろうとなかろうと、拷問や虐待を受けたことを公表した被害者が警察から脅迫や報復を受けないように保護すべきである。

今年5月、タイ憲兵隊および刑務官が拘禁者に日常的に行っている拷問と虐待に対する疑惑がいっこうに減らないことに、国連拷問禁止委員会が深い懸念を表明した。委員会は当局に対し、捜査、起訴および違反者の処罰について緊急かつ実効性のある対策を取るよう勧告している。

アムネスティ国際ニュース
2014年10月7日

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