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パキスタン:冒とく罪で死刑判決 キリスト教徒の控訴棄却

2014年10月21日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:パキスタン
トピック:危機にある個人

パキスタンの高等裁判所は10月16日、ムスリム女性と議論中に預言者ムハンマドを侮辱する発言をしたとして2010年に死刑判決を受けたアシア・ビビさんの上訴を却下した。

この判決は極めて不当である。そもそもビビさんはなんら罪を犯していない。ましてや死刑判決などあり得ない。口論ひとつで命を失うなどということは、言語道断である。

ビビさんは、独居房などで何年も隔離されている間に、精神的、身体的な健康が著しく悪化してきたという。直ちに釈放され、有罪判決は無効とするべきである。

弁護士は判決後、最高裁へ上告すると表明した。

2011年1月4日、パンジャブ州の知事が、ビビさんの釈放を求める運動に参加し冒とく罪を批判して、自身の警備員に殺害された。同年3月2日には冒とく罪を公然と批判していた少数民族相が、タリバンの犠牲になった。

この法律は、個人的な確執を収める方法として、少数派宗教グループ、イスラム教徒の双方に適用されている。しかし、冒とく罪は国際法違反であり、直ちに無効にするか、国際的な基準に合わせて改正する必要がある。告訴された個人はしばしば集団暴行の標的となり、この法に公然と反対する者は卑劣な報復を受ける。

アムネスティ国際ニュース
2014年10月16日

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