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パキスタン:死刑執行停止解除後100人を処刑

2015年5月 2日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:パキスタン
トピック:死刑廃止

パキスタンで4月28日、殺人罪で死刑判決を受けていた死刑囚に絞首刑が執行された。この執行で、昨年末に死刑執行停止を解除して以来、処刑者数は100人に達した。なんとも恥ずかしい節目である。死刑執行大国という汚名が着せられつつある。

タリバンがペシャワルの学校を攻撃した直後の昨年12月17日、同国は死刑執行停止を解除した。

そして、わずか4カ月間で100人を処刑した。人権を完全に無視した行為である。

しかも、裁判の多くが、国際法が定める最低基準も満たさず、明らかに不公正であり、この点にも懸念は高まるばかりである。このような国による連続殺人が、犯罪やテロを引き起こす要因の根本的解消に寄与することはありえないだろう。直ちに死刑執行を停止すべきである。

処刑数はこの数週間で急速に増加し、昨今はほとんど毎日行われている。

殺人やテロのような重大犯罪が非難に値するのは当然だ。しかし、司法の名のもとに人を殺害することが特段の抑止力になるわけではない。罪を犯した者は公平な裁判にかけるべきだが、死刑は論外である。

今後執行される可能性がある数千人の死刑囚の1人が、シャフガット・フセインさんだ。弁護士によると、裁判を受けたのは未成年の時であり、証言は拷問により得られたものであった。

今や140カ国が、法律上あるいは事実上死刑を廃止している。アムネスティは、犯罪の性質や状況、有罪・無罪、個人の特質、執行手段などにかかわりなく、すべての死刑に例外なく反対する。

アムネスティ国際ニュース
2015年4月28日

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