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大韓民国:デモを組織して人権活動家2人を逮捕

2015年8月 3日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:大韓民国
トピック:

韓国の著名な人権活動家パク・レグンさんとキム・ヘジンさんは7月14日、旅客船セウォル号事故から1年を機に4月と5月にデモを組織したことが違法として警察に逮捕された。デモでは事故の対応で政府に追加的措置を求めていた。この逮捕は表現および平和的集会の自由の権利への脅威である。

2人は、大惨事となった同事件の徹底的捜査を求めるグループ「4月16日連帯」の運営委員で、集会とデモ行為に関する違反および集会での警察妨害の疑いで3カ月間、取調べを受けた。

7月15日、裁判所はパク・レグンさんの勾留令状を受理したが、キム・ヘジンさんのものは却下した。パクさんを含む7人の人権活動家が現在、セウォル号事故関連の抗議活動を組織または参加したことを理由に拘束されている。

誰もが、意見を述べる権利および平和的抗議活動に参加する権利を有している。表現の自由や集会の自由の権利を平和的に行使しただけで、いかなる者も拘束されてはならない。

アムネスティは韓国当局に対して、平和的抗議活動への不当で違法な介入をやめ、パク・レグンさんが表現と集会の権利を平和的に行使しただけで拘束されているのであれば、直ちに釈放するよう求める。

さらにパク・レグンさんら人権活動家が、人権活動家に関する国連宣言と国際法に沿って、恣意的拘束、嫌がらせ、脅迫などを受けることなく、平和的な人権活動を行えるよう求める。

背景情報

パク・レグンさんは、韓国で最も著名な人権活動家のひとりだ。1980年代初めから活動を始め、強制立ち退き・労働権・移住や表現の自由などで人びとの権利を擁護する活動をしてきた。2006年にはソウルの南、京畿道平澤(ピョンテク)市にある米軍ハンフリー基地の拡張のために立ち退きをさせられた農民の権利のために平和的な抗議活動をして逮捕された。2010年には、ソウルの中心地龍山(ヨンサン)地域で自宅や事務所の強制立ち退きに抗議しているときに発生した火災で死亡した犠牲者たちの家族のために正義と補償を求めて拘束されている。

アムネスティ国際ニュース
2015年7月21日

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