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ベネズエラ:独立性が問われる野党指導者の有罪判決

2015年9月15日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:ベネズエラ
トピック:

ベネズエラの野党指導者に、確たる罪状もなく実刑13年9カ月の判決がくだされた。この裁判は、同国に司法の独立性と公平性が完全に欠如していることを示している。

レオポルド・ロペスさんの容疑の立証はまったく不十分で、この判決には、明らかに政治的な意図がある。唯一「罪」があるとすれば、ベネズエラの野党指導者だということだけだ。

同氏は、もとより逮捕されるべきでも裁かれるべきでもなかった。彼は良心の囚人であり、ただちに、無条件で釈放されなければならない。

今回の判決で、ベネズエラは基本的人権を無視するという選択を行い、さらなる人権侵害に突き進んでいる。

ロペス氏と共に起訴されたクリスチャン・ホルダックさんとデミアン・マルティナンド・アンヘル・ゴンザレズさんも有罪判決を受けたが、実刑は免れた。

ホルダックさんについては、アムネスティも検察の起訴内容を調べたが、容疑を裏付ける確たる事実は見あたらなかった。

背景情報

野党「民衆の意志」の指導者レオポルド・ロペスさんは、昨年2月18日に彼が組織した大規模な反政府デモの後、国家警備隊に自ら出頭した。ロペスさんは、テロ、殺人および傷害、民集扇動、放火による器物破損、そして犯罪の共謀の罪で起訴された。

昨年8月、国連の恣意的拘禁に関する作業部会が、ロペスさんの拘禁は恣意的だと非難し、国連人権高等弁務官はベネズエラ当局に対し、ただちに釈放するよう要請した。

2014年前半にベネズエラを席巻した抗議運動で、治安部隊員を含む43人が死亡し、数百人が負傷した。多数が不当に扱われ、数千人が拘束された。犠牲者やその家族たちは、今も正当な法の裁きを待ち望んでいる。

アムネスティ国際ニュース
2015年9月10日

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