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ミャンマー(ビルマ):囚人恩赦の日にフェイスブック投稿で有罪

2016年2月 2日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:ミャンマー(ビルマ)
トピック:

囚人に恩赦が出されたが、まだ数多くの活動家が投獄されたままだ。恩赦発表のわずか数時間後には、また活動家が不当な実刑判決を受け、同国の深刻な弾圧体質をあらためて示した。

1月22日、囚人102人が恩赦で釈放された。その中には、アムネスティが釈放を求めて活動してきた良心の囚人16人も入っていた。ところが、同じ日、ヤンゴンの裁判所は、パトリッククンジャーリーさん(43才)がネットで軍幹部を誹謗したとして実刑6カ月の判決を言い渡した。昨年11月にフェイスブックにミンアウンライン上級大将の写真を踏みつけている写真を投稿したことが罪に問われた。

恩赦の一方で、フェイスブックへの投稿という表現の自由が罪になる。また、不公正な裁判により有罪となった囚人が、いまだ多数獄中にいる。さらに数百人の平和的活動家が、保釈中の身にある。

恣意的拘禁や活動家の摘発という抑圧政策が続く限り、今回のような恩赦は、長期的にはほとんど意味がない。パトリッククムジャリーさんの有罪は、言語道断であり、破棄すべきである。

今回の恩赦で釈放された良心の囚人は次の通り。フィリップ・グラックウッド、トゥントゥーレイン、トゥッコーコールウィン(2015年に、ナイトクラブの販促にブッダの像を使用し、宗教侮辱罪で2年半の刑)、ミチャウンガン村の13人(土地問題の抗議行動で逮捕)。

およそ100人の良心の囚人が、まだ収監されている。

今回、恩赦を受けた人たちは、ようやく家族がいる元の生活に戻れる。しかし、そもそも、彼らには投獄される理由がなかった。テインセイン大統領が実績を残しておきたいのであれば、すべての刑務所から良心の囚人をなくさなければならない。

先月の選挙で楽観的な見方があるが、パトリッククンジャーリーさんに対する判決は軍批判は厳禁であることを、あらためて知らしめた。この3月に誕生することになっている新政権には、表現の自由の権利が全面的に尊重されるよう、取り組むべきことがあまりに多い。

アムネスティ国際ニュース
2016年1月22日

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