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ブラジル:囚人虐殺の罪が無効に

2016年10月 6日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:ブラジル
トピック:

ブラジルの裁判所は、1992年にサンパウロの刑務所で発生した大量虐殺事件に関与した警官74人の裁判と判決を無効にする判断を下した。およそ正義と人権に背く、ありえない判断である。

1992年、カランジル刑務所の囚人111名が憲兵隊の発砲で死亡した。当局は、刑務所の一部を占拠した囚人が仲間同士で乱闘しているのを憲兵隊が止めに入ったと説明した。しかし、実際には憲兵隊が囚人に発砲し、その後発砲した証拠を隠滅したことを示す証拠が見つかった。

大量の囚人が殺害されていながら、事件後24年を経ても誰も罪を問われないのは、あまりに理不尽であり、この国の人権は一体どうなっているのか疑問を投げかけざるをえない。

この事件は、ブラジルの刑務所体制に問題があり、治安の名のもとで人命がないがしろにされ、法が機能していないという事実を示している。

刑務所が置かれている状況の改善に真剣に取り組み、人権を侵害した者を公正に裁くのでなければ、今後も国中で同様の悲劇が繰り返されることになるであろう。

アムネスティ国際ニュース
2016年9月28日

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