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ミャンマー(ビルマ):多数の暴動犠牲者への人道支援を可能にせよ

2016年11月 2日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:ミャンマー(ビルマ)
トピック:

ミャンマー政府は、人道支援団体がラカイン州とカチン州で避難生活を送る人びとに人道支援ができるよう、ただちに移動制約を撤廃するべきである。

カチン州では政府軍と独立軍の戦闘が激化。ラカイン州では北部で暴力的な衝突が発生して以来、治安部隊が大規模な作戦を展開し、少数派ロヒンギャの人びとが家を追われている。こうした状況により、すでに深刻な人道状況は悪化の一途をたどっている。

しかし、国連をはじめとした人道支援団体が彼らに物資を届けようにも、現地への移動を認められないためにそれができない状況にある。関係当局は、ただちに支援団体の州内の移動を認めなければならない。

両州で家を追われた住民の数は、この数年間に繰り返されてきた衝突で数万人に達していた。この数週間の衝突で状況はさらに悪化し、ますます多くの国内避難民が危機的な状況に置かれている。

カチン州

ミャンマー軍とカチン独立軍は17年間の休戦を破って2011年6月より戦闘を再開した。

10月初旬の衝突により、子ども1人が死亡し、2人が負傷した。この数週間で両陣営の関係が悪化し、国の軍は空爆や砲撃も使うようになっていた。

信頼筋によると当局は4月以降、国連や人道支援団体が武装勢力の支配地域の避難民に物資の搬入を認めていない。

しかし、支援の阻止は、国際人道法違反である。国の関係機関は、支援を必要とする人びとに届けられるように、支援団体が無条件で迅速に現地入りができるようにしなければならない。

国際人道問題調整事務所によれば、現在カチン州で家を追われた人は約87,000人に達し、その多くが国の支配が及ばない地域にいる。

ラカイン州

ラカイン州では、10月初旬に発生した3カ所の派出所襲撃が引き金になり、衝突の激化や避難民の増加がさらに深刻化する懸念が広がった。当局は、襲撃犯を捕まえるために治安部隊を送り込み、州内の人の移動をさらに制限した。

すでに北部は孤立し、メディアや監視員が移動制限にあるため、現地の避難民の規模や伝えられる情報の確認や把握が極端に難しくなっている。

移動制限で人道団体が、現地の状況を把握できないのは、極めて重大な問題である。

地元の話では、ロヒンギャの住民は医薬品も手に入れることができないという。国は、住民の人権が尊重され、最低限の生活必需品が手に入るように必要な手立てを講じるべきである。

アムネスティ国際ニュース
2016年10月20日

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