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パキスタン:反政権派の抗議を弾圧

2016年11月 9日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:パキスタン
トピック:

パキスタン当局は、反政権派のデモに参加した数百人を即時かつ無条件に釈放し、活動の制限を撤廃し、平和的集会の権利を認めなければならない。

イムラン・カーン氏が率いる野党パキスタン正義運動の支持者に対する弾圧が厳しくなっている。今回の件は、それを象徴するものだ。警察は、デモ隊に向け催涙ガスやゴム弾を発射し、数百人を無差別かつ大量に拘束した。

拘束には、4人以上の集会を禁止する植民地時代の厳格な刑法144条が用いられた。10月末、当局はこの刑法をイスラマバードとラワルピンジの全域に適用している。

弾圧は、まったく不当である。同国の憲法は、市民の集会、表現、活動の自由の権利を保障している。当局はその権利を行使しただけで逮捕された人びとを、無条件にすぐさま釈放すべきであり、平和的な抗議を認めるべきである。

刑法第144条は、権利を尊重する社会にはそぐわない。平和的な集会の自由の権利を不当に制限するために適用してはならず、撤廃すべきだ。

もし、暴力行為があったなら、その容疑者を特定すべきだ。また、暴力行為があったとしても、それを大多数の権利の制限の口実に利用するのは、国際法に明らかに違反する。

議員を含むパキスタン正義運動のメンバーが拘束されたのは、首相ら現政権幹部に対する抗議デモに参加するためイスラマバードに移動する道中のことだった。抗議デモは、11月2日に最高潮に達する予定であった。

アムネスティは、デモ参加者らが自分たちに好意的な記事を書くように記者側に圧力をかけたという情報を得ており、この件も気がかりである。ジャーナリストや人権擁護活動家がデモで果たす役割は重要だ。デモを報道する記者は、暴力や脅迫を受けることなく、それぞれの仕事ができなければならない。

アムネスティ国際ニュース
2016年10月31日

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