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イラン:出張で入国の学者に死刑判決

2017年12月19日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:イラン
トピック:死刑廃止

イラン最高裁は、非公開で行われた拙速な審理で救急医療の研究者、アーマドレザ・ジャラリさんがスパイ罪での死刑判決を支持した。法の支配をまったく無視した裁判である。

ジャラリさんはイラン生まれ、現在はスウェーデン在住で、昨年4月イランに出張中に逮捕された。

ジャラリさんによると、逮捕はスパイになれという要求を断ったからだという。8月の獄中からの手紙には、「仕事上のつながりを利用して研究機関から情報を得るよう要請されたが、それを断った。拘束はその報復だ」とあった。

勾留中、弁護人に連絡できず、スパイ行為の自供を迫られ、拷問を受けた。

弁護団は11月初め以来、繰り返し裁判所に照会し、どの支局が彼の控訴申立を扱っているのか知ろうとしたが、情報は得られなかった。その挙句に突然の今回の最高裁の判決である。

弁護団は、第一審での死刑判決の主な証拠は、強要された証言だけであり、この研究者がスパイであることを示すものは何一つなかった、と主張している。

最高裁でも弁護の機会は一切与えられず、極めて不公正で不当な裁判であった。当局は、今回の判決に対して速やかに不服申し立てができるようにすべきである。

アムネスティは、犯罪内容や状況、犯罪者の特質、執行方法などに関わらず、いかなる場合も例外なく死刑に反対する。死刑は生きる権利の侵害であり、究極的に残虐、非人道的かつ品位をおとしめる刑罰である。

アムネスティ国際ニュース
2017年12月12日

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