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ロシア連邦:大統領選批判で逮捕者続出

2018年3月17日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:ロシア連邦
トピック:

3月18日の大統領選挙を控え、集会に関する厳格な法律によって逮捕・勾留される人たちが続出している。

取り締りの対象になっているのは、大統領選のボイコットを呼びかける人たちだ。その中には、名だたる反体制派の活動家もいる。彼らは、集会を禁止されるだけでなく恣意的な逮捕や起訴も受けている。

投票のボイコットを呼びかけたのは、汚職反対を訴え、政治運動でも知られるアレクセイ・ナワリヌイさんだ。彼は、当局から妙な理屈を並べられ、大統領選への出馬を禁止された。

最近は、ナワリヌイさんの運動に賛同する人たちも処罰の対象となっている。

2月22日には、選挙ボイコット運動を取りまとめる責任者レオニッド・ボルコフさんが、モスクワの空港で拘束された。その後、無許可の集会開催の罪で30日間の行政拘禁を受けた。

処罰の発端は、1カ月前にロシア全土の100都市であった大統領選ボイコットを訴えるデモにあった。警察によれば、ボルコフさんはツイッターでデモへの参加を呼びかけたという。問題視されたツイートは、以前、ナワリヌイさんが別のデモで拘束されていたときに発信した投稿のリツイートと、一斉デモ当日の様子を動画配信したインターネットへのリンクを張っただけのものだった。

ナワリヌイさんの同僚も、サンクトペテルブルクの集会参加が違法だとして、25日間勾留された。

サンクトペテルブルクでは、さらに少なくとも2人が同様のケースで拘束された。1人は、民主化運動「開かれたロシア」のコーディネーターで、2月末、25日間の行政拘禁を受けた。その数日前に、自身のフェイスブックに「監視されている気がする」と書き込んでいた。

2月26日には、別の反政府活動家が、反政権派のシンボルである黄色いアヒルの巨大な風船を窓に飾ったことが罪に問われ、やはり25日間の行政拘禁を受けた。

ロシア当局による政権批判者への圧力は、大統領選が近づくにつれ一層、激しくなっている。このような当局の対応で、大統領選そのものの信頼性が揺らいでいる。

ロシア当局は、抗議行動をする人や政治運動をする人たちの集会と表現の自由の権利を保障し、不当に拘束されている人たちを、即時・無条件に釈放すべきである。

アムネスティ国際ニュース
2018年3月15日

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