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サウジアラビア:女性権利活動家らに醜い誹謗中傷

2018年5月24日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:サウジアラビア
トピック:女性の権利

ルージャイ・アル=ハスルールさん  © Private
ルージャイ・アル=ハスルールさん © Private

サウジアラビア当局と政府系報道機関が5月18日、勾留中の女性の権利活動家6人を「反逆者」と呼ぶなどの誹謗中傷キャンペーンを開始した。狙いは、女性の権利を求めて活動する人たちの社会的信用を失墜させようとするものだ。

5月18日、国営放送が公式声明を出し、女性たちを名指しで、「グループを作って外国組織と接触し、治安に脅威を与え、国の安定と社会の体制を潰そうとしている」と非難した。また、彼女たちを「外国大使館の諜報員」とするハッシュタッグが、6人の似顔絵とともにSNSで拡散された。

6人は、女性には禁止されている車の運転の権利を求めたり、男性後見人制度の撤廃を求めるなど、女性の権利拡大を訴える活動家や弁護士である。

権利を主張する人たちにとって脅威となる今回の国の対応は、露骨な脅しであり、到底、正当化できるものではない。女性の人権活動家や弁護士にとって、大変懸念される事態である。

女性の権利活動家の多くが、女性の運転禁止の解除に向けて長い間、闘ってきた。そしてこの6月、女性の運転がようやく解禁される予定で、6月24日から免許証が発行されることになっている。そんな中での今回の事態である。

「改革派」を自称するサルマン皇太子だが、社会の異論を抑え込むようでは、「改革」は空しい。車の運転の権利、移動の自由の権利、平等を求めて活動してきた人たちが、根こそぎ収監されるとしたら、なんのための「改革」なのか。

表現、結社、集会の自由の権利を平和的に行使して女性の権利を守ろうと活動している人たちを標的にしている限り、女性の権利を支持し改革を進めているなどと声高に主張はできるはずもない。

アムネスティは、人権を求め平和的に活動して拘束されているすべての人たちを、即時かつ無条件に釈放するよう求めている。

アムネスティ国際ニュース
2018年5月19日

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