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タイ: 学者らを軍政批判で起訴

2018年7月12日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:タイ
トピック:

チェンマイ大学の教授や学生ら5人が7月5日、禁止されている政治的会合を開いた容疑で起訴された。

政治的会合とは、昨年7月15日にチェンマイ大学での内輪の学術会議だったが、制服や私服の治安関係者が監視する中での開催となった。5人は、監視する軍に抗議して、「学会は、軍の兵舎であらず」と書いた横断幕を掲げ、軍を暗に批判した。これに対して、翌8月、軍は、5人を刑事告訴していた。

5人は、学術会議の場を監視するという抑圧的な軍の対応を、おだやかな言葉で批判した。もし、自由の権利が危機にあると発言して罪を問われた彼らが勝訴で終われば、この理不尽な起訴も笑い話で済むかもしれない。

軍政令は5人以上の政治的集会を禁止しており、有罪なら最高6カ月の実刑を科す。今回の起訴が司法で押し通されてしまえば、あらゆる反対意見も封じようとする当局の姿勢が、一層、鮮明になる。

2014年5月、軍事クーデターで権力の座に就いた軍事政権は、軍の統治に対する批判や政治活動を不当な手段で抑え込み、表現と集会の自由の権利を奪ってきた。学術分野に対しても同様の対応を取ってきた。

こうした当局の対応は、国の活力を削いできた。当局は、今回の理不尽な起訴を取り下げるとともに、この軍政令を廃止すべきである。また、学者や活動家に対する告発、嫌がらせ、監視を終わらせなければならない。

アムネスティ国際ニュース
2018年7月5日

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