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アフガニスタン:見捨てられ、死に追いやられるアフガンの避難民

私たちの声を政府に届け、国内避難民の命を守ろう!

子どもたちが、ボールに入ったスープを飲む様子。1本のスプーンを皆で使っている。 カブールにて。2008年

署名参加者数

タリバンや反政府勢力は、病院、学校、ホテル、モスクなど、民間人の多いところでの攻撃を増やしています。2012年6月21日、武装したタリバン兵が首都近くのホテルを攻撃し、15人の民間人が死亡しました。その結果、住み慣れた土地を追われ、国内避難民となる人の数は増加の一途をたどっています。

2012年7月8日に東京で、アフガニスタンの復興に関する国際会議が開かれます。その会議の場で日本政府がその影響力を行使すれば、アフガニスタンの国内避難民の問題が解決に向かう可能性があります。私たちの政府の取り組みが、見捨てられたアフガニスタンの国内避難民を救うための一歩となりえるのです。

東京で開催される国際会議にあわせ、アフガン女性調査員が来日!

action_afghanistan_horia.jpgアフガニスタン調査員ホリア・モサディク

本会議に向けて、アムネスティ・インターナショナルのアフガニスタン調査員ホリア・モサディクが来日します。彼女は、アフガニスタンの女性活動家であり、ジャーナリストです。彼女は19年以上、アフガニスタンで、メディア、人権、移行期の正義、そしてジェンダーの分野に携わってきました。女性が公私にわたって、暴力や差別を受け続けているアフガニスタンにおいて、アフガニスタンの人権の問題について、公に声をあげる稀有な存在です。ぜひ彼女と共に、アフガニスタンの国内避難民が守られるよう、日本政府に要請してください。

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見捨てられ、死に追いやられるアフガンの避難民

action_afghanistan_2012_02.jpg6歳から7歳の少年が水を運ぶ様子。スラムの外から水を運ぶのは、日々の日課になっている。2011年

凍死する子どもたち


2012年1月、22人の子どもたちが、アフガニスタン首都カブールのスラムで、寒さのために息絶えました。彼らやその家族は、紛争を逃れ、安全に暮らせる場所を探し求めていました。痛ましいことに、2月にはさらに多くの乳幼児たちの命が奪われました。

彼らは「国内避難民」と呼ばれる人びとです。アフガニスタンの国内避難民の数は、2012年頭の時点で50万人にのぼります。

しかしながら、本来、避難民の命や暮らしを守るべきであるアフガニスタン政府は、彼らの存在をほぼ無視してきました。生まれ育った土地からの移動を余儀なくされた避難民たちの安全を、政府が守ることはありません。

アムネスティはこれまで、定期的に国内避難民のコミュニティを訪れ、聞き取りの調査を行ってきました。その声は、悲痛なものでした。

action_afghanistan_2012_03.jpgカブール北部のスラムで、避難民の家族が住むその場しのぎの家々。泥やプラスチックなどありあわせの材料でできた家は、雨や寒さをしのぐことができない。2011年

閉ざされた医療。命を落とす妊婦


「夜間に産気づいた女性がいると、私たちは彼女が朝まで生きられるよう祈るしか術がありません」―帰還する難民の避難所にいる女性。2011年6月

国内避難民は通常、最も劣悪な環境に置かれています。住居、水へのアクセス、衛生用品、教育、医療、そして雇用の側面から見ても、避難民ではない人びとよりも、はるかに厳しい状況下にあります。そのため、日々多くの人命が失われています。

たとえば、妊産婦の命です。避難民の女性が医療を受けるには、遠くのクリニックまで足を運ばなくてはなりません。州立のクリニックは、ワクチンや避妊具を提供する以外、医薬品を提供することができないからです。またアクセスのよい私立病院だと、高額な医療費がかかります。そのため、人びとは何キロも歩いて、遠くの病院に行くのです。

妊娠した女性にとって、状況はより悲惨です。お金がかかるだけでなく、病院に行くかどうかの判断も、夫に委ねられるからです。高額な医療費がかかるため、通院を許さない夫もたくさんいます。そのために病院に行かず、妊娠中に合併症を起こしたり、死亡する妊婦が後を絶たないのです。

action_afghanistan_2012_06.jpgアフガニスタンの国内避難民が住むスラム。この冬に少なくとも28人の子どもたちが、カブールで寒さのために命を失っている。2011年

政府には、命と暮らしを守る義務がある


国連アフガニスタン支援団(UNAMA)によると、アフガン戦争により2011年には民間人死者数が3000人を超えました、これは2007年の統計開始以来、過去最悪です。戦火を逃れて逃げた多くの人びとが、国内避難民となりました。そして彼らの多くは、深刻なトラウマに陥っています。

アフガニスタン政府は、彼らを「国内避難民」ではなく、「経済移民」として、片付けようとしています。「経済移民」とは、紛争や内紛などの外的な要因が理由ではなく、個人的な動機により移り住んだ人びとです。

スラムに住む国内避難民は、戦争中に家族を殺され、住んでいる家を破壊され、心に深いトラウマを抱えたまま逃れてきています。武装集団に脅 かされ、安全に学校に通えなくなかった子どもたちも大勢います。そんな彼らを「経済移民」とみなすことは、逃げざるをえなかった国内避難民の事情や、抱えているトラウマを覆い隠してしまいます。

これは決して、許されることではありません。

アフガニスタン政府は、国際人権法のもと、国内避難民の命と暮らしを守る義務を負っているのです。

アクションに参加しよう!

私たちが日本政府に求めるのは、次の2点です。

  • 国内避難民や帰還する難民が、緊急人道支援を即時に受けられ、住居、食料、水、そして医療を含むニーズが満たされるよう、アフガニスタン政府に求めること

  • 7月8日に東京で開催されるアフガニスタンの復興に関する国際会議で、国内避難民の問題を議題にあげること

あなたの署名が、彼らの命を救い、未来を開きます。一緒に声をあげてください。

締切日 2012年6月30日(土) ※アクション終了
提出先 日本の外務大臣、大韓民国の外交通商部長官
協力 公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟

※このアクションは、アムネスティ日本、並びにアムネスティ韓国との合同アクションです。

このアクションは終了しました。
皆さまのご協力により、目標数1000筆以上の署名が集まりました!
ご賛同、まことにありがとうございます。
署名提出などの詳細は、追ってご報告致します。

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