武器の規制のために、アメリカを動かそう!

武器の規制まで、あとひと押し!

国際的な武器取引の規制が、ようやく実現しようとしています。 武器貿易条約(ATT)の成立に向けた最後の協議が、3月、国連で行われるのです。

この場で、規制力の強い条約を成立させるには、世界最大の武器輸出国ながら、支持に消極的なアメリカを動かすことが、カギとなります。

武器取引を規制する初の国際条約が、きちんと機能するものになるよう、今すぐ、オバマ大統領に訴えてください。

なぜアメリカに働きかけるの?

アメリカは、世界最大の武器輸出国で、世界170カ国以上に武器を輸出しています。 一方、武器貿易条約(ATT)の成立には消極的で、条約の内容を弱めようとしてきました。

例えば、条約の規制対象リストに弾薬を含めることに反対したり、規制を緩和するルールのみ支持するといった行動をとってきました。

アメリカがこれまでの姿勢を変えることが、規制力の強い条約の成立に不可欠なのです。


今こそ、規制力の強い、きちんと機能する条約を!

形ばかりのルールとならないように、以下の3点が保証されることが非常に大切です。

  1. ある国で、武器が重大な人権侵害を引き起こす危険が高い場合、その国への武器輸出を許可しないこと
  2. すべての武器を規制の対象とすること
  3. 条約内容が確実に履行されるための明確なルールを定めること

なぜ武器貿易条約が多くの命を救うのか?

毎年、少なくとも50万人が銃弾に倒れ、約20万人が、紛争や武器の陰で犠牲となっている。

武力衝突で人が殺される一方で、さらに多くの人が拷問・強かん・虐待を受け、人質に取られ、強制失踪や強制退去を強いられている。食料、水、避難場所、仕事、健康、教育を奪われている人となると、もっともっと多い。その中に、何百万人という女性、少女がいる。

ここに2人の女性がその経験を語った。ともに、国際的な武器の流れをしっかり取り締まれば、女性や少女は暴力から守られる、と話す。

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マレン・アカツア・ブカチさん
「銃を持ては男一人で、村人全員を強かんすることもできるのです」

男性と女性とでは、武器の被害は異なります。

アフリカでは、銃は女性を無力化し、強かんするために使われています。家の大黒柱の夫が銃の犠牲になったり、自由がきかなくなったりした時も、妻には打撃です。

私自身、小型武器の悪用の被害者でした。ケニヤにいたとき、強盗に2度自宅に押し入られ家族を拉致されました。連中は銃を向け、私たちを縛り、脅しました。私の稼ぎを根こそぎ強奪していきました。

運よく私は性的暴行を受けなかったのですが、いまだに精神的ショックから立ち直れません。今、私はウガンダに住んでいます。毎晩寝る前に家中の窓に鍵をかけ、寝室のドアも鍵をかけます。とても暑いのですが、トラウマから抜け出せないのです。

(ブカチさんは「女性の血くらい工場のための東アフリカ準地域支援取り組み」(EASSI)の事務局長。 同事務局は暴力被害の女性とともに活動している。)

マリアメさん「あちこちでいつも人々が殺されています」 コートジボワアールの選挙後の紛争で、3000人もの人びとが亡くなりました。2年たった今も重大な人権侵害がはびこっています。加害者は、国軍、軍警察、国が支援するドゾ族などの民兵などです。

2011年3月30日、ドゾ族の武装集団が村にやってきました。彼らはカラシノコフ自動小銃を所持していました。私たち夫婦は、子ども6人を連れて藪へ逃げました。途中ではぐれてしまい、私は3人の子どもとともに、親せきがいるキャンプにたどり着きました。

その後、ドゾ族もキャンプにやってきて、銃で乱射を始めたのです。あちこちで人が倒れていきました。はぐれた4歳の息子が私たちを見つけて大声で叫んだ時、撃たれたのです。助けたかったけれども、ほかの2人の子どもの命を救うため、逃げざるを得ませんでした。

そのとき2人の男たちに出くわしました。それぞれ銃と鉈(なた)をもっていました。鉈の男が私を捕まえたとき、もう一人が「殺すな、その女は強かんするんだ」。やりたい放題弄んだあと、去っていきました。

子どもたちはその間ずっと泣いていました。

やがて、夫とは再会できましたが、娘は銃撃され、息子は助かりませんでした。娘は2発の銃弾が頭に入ったままです。腕に残っていた銃弾は、医者が除去してくれました。しかし、鼻血が頻繁に出て、頭痛もひどい。あの子を大きな病院に連れて行きたいのだけれど、治療費がありません。

(マリアメさんはコートジボワールに住み、銃による暴力の被害者である。)

アクションに参加しよう!

武器取引を規制する初の国際条約が、きちんと機能するものになるよう、今すぐ、オバマ大統領に訴えてください。※署名はアムネスティ日本で取りまとめ、オバマ大統領へ送ります。

アクション期間 アクション終了(2013年3月7日~3月18日)
要請先 アメリカ オバマ大統領
キャンペーン 武器貿易条約(ATT)キャンペーン

▽このアクションの報告はこちら
【Good News】武器貿易条約(ATT)、国連総会で採択!