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オーストラリア:スリランカ人難民の送還を今すぐ中止に!

オーストラリア西部のカーティン収容所に送られるスリランカ人の難民申請者 (C)BRAD WAUGH/epa

署名参加者数

インドから船で来たスリランカ人難民157人が、オーストラリア海軍に海上で拘束され、スリランカに強制送還される恐れがあります。送還されれば迫害、拷問などを受ける危険があります。


今すぐオーストラリア政府に送還をやめるよう要請してください。


 

action_australia2014_02.jpg拘束された難民申請者157人の中には子どもが含まれている。(C)BRAD WAUGH/epa

6月28日、難民として庇護を求めているスリランカの人びとを乗せた船が、インドネシア沖にあるオーストラリア領クリスマス島付近でオーストラリア海軍に拿捕されました。多くはスリランカで弱い立場に立たされているタミル人だと考えられており、スリランカ当局に引き渡されれば、迫害、拷問、殺害の危険にさらされる恐れがあります。

7月8日、連邦最高裁判所の命令により、スリランカへの強制送還は延期されました。そして、拿捕した船中に留め置かれていた157人は、オーストラリア西部にあるカーティン入国管理局収容施設に移されました。この収容施設は砂漠の中にあり、通常は独身男性が収容されていますが、今回は、家族で女性と子どもも一緒に、この施設に収容されてしまいました。

収容されたスリランカ人のなかには、インドに長期滞在していた者や、インドの市民権をもつ者もおり、インド政府当局が帰国手続きを進めることになっています。しかし、この帰国についても、自由意思で帰国するのか、強制的なのか明らかでありません。

インドに帰国しない者は、難民認定の予備審査にかけられますが、そのまま政府所有の収容所に送られる場合もあります。

予備審査はきちんと調べたりせず偏見に満ちたものであることが、アムネスティの調査で判明しています。そして、この審査で振り落とされると、強制的にスリランカへ送還されます。

収容所に送られた場合も、劣悪な環境が待っています。収容所は、ナウルやマヌス島、パプアニューギニアにあり、オーストラリアでの難民認定を希望する人たちを、国内に上陸させずに海外で審査するための施設です。2001年から始まった収容所は、違法な拘禁や非人道的な扱いをしているという非難を受けて2007年にいったん閉鎖されたものの、2012年から再開しました。

今回の難民希望者の多くはタミル人だと考えられています。タミル人は、民族差別や武装組織「タミル・イーラム解放の虎(LTTE)」との関係を疑われるために、スリランカに送還されれば、今なお嫌がらせや逮捕の標的となっています。

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スリランカでは、イギリス植民地時代に紅茶などのプランテーション労働者としてインドから大勢のタミル人が移住させられました。そして、植民地統治に対する抵抗を抑えつけるためにタミル人を重用する政策がとられていました。独立後はその反動もあって民族対立が深まり、ついには内戦に発展。政府とタミル人の武装組織LTTEとの武力紛争は実に26年も続き、多大な犠牲を出しました。政府軍の勝利で2009年に終結しましたが、タミル人たちを差別する風潮は、いまだに残ったままで、不当な逮捕・拘束も起きています。

オーストラリア政府は、難民としての庇護を求めるこのスリランカの人びとに対して、公正な難民認定手続きを行わなければなりません。そして、難民と認定された場合は、オーストラリアで永続的に保護していく義務があります。

アクションに参加しよう!

オーストラリア政府に対して、スリランカ人難民希望者の送還停止と国際法に則った難民認定手続きを保障するよう要請してください。

アクション期間 このアクションは終了しました。(2014年8月2日~8月31日)
要請先 オーストラリア移民・国境保護省

 

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