中国:セクハラ反対で投獄 !? 5人の女性を自由に!

5人の女性たちが、セクハラをなくそう!とアピールするために、3月8日の国際女性デーに小さなイベントを計画しました。しかし、皮肉にも国際女性デーを目前に、中国当局は各地で女性たちを拘束し、そして11日には刑事拘留されました。その理由は、「社会に混乱を引き起こした」こと。

女性たちがセクシュアル・ハラストメントを受けないよう平和的に要求することは、犯罪行為ではありません。今、女性たちは有罪判決が下される危険にさらされており、最高5年間投獄される恐れがあります。

【更新情報2015.04.14】

5人全員が釈放!
4月13日、中国当局は5人の女性をすべて釈放しました! 国際的に拡がった批判と釈放を求める声が当局を動かしたと言えるでしょう。

真の自由を求めて引き続き要請します!
5人は釈放されましたが、容疑はかけられたままです。また大抵は、釈放後に厳しい監視のもとに置かれます。アムネスティは引き続き、5人の女性たちへの自由の制限を取り払うよう、また、中国のすべての女性人権活動家が、脅迫や拘禁の不安を抱かずに活動できるよう求めます。

※本アクションは5人の女性の「即時無条件の釈放」を要請していましたが、5人の釈放を受けて、彼女たちへの自由を制限しないように求める要請に急遽変更いたします。

 

 

ステッカーを作っただけで・・・

逮捕されたのは、韋婷婷(Wei Tingting)さん、王曼(Wang Man)さん、李婷婷(Li Tingting)さん、鄭楚然(Zheng Churan)さん、武嵘嵘(Wu Rongrong)さんの5人。

女性たちは「セクハラをなくして、安全な社会を」「行け警察、セクハラした者を捕まえろ!」というスローガンのステッカーを作り、公共の交通機関の乗客に配布して、体に貼ってアピールしてもらおうと計画していました。

5人の女性たちの中には、女性の権利を守り促進する運動や、ジェンダー問題に関する運動の中心的な存在である人も含まれています。彼女たちは以前からユニークな街頭パフォーマンスなどで活動を展開してきました。

逮捕された日、武嵘嵘さんの友人が武さんからの電話を取ったところ、受話器の向こうから苦痛に叫ぶ声が聞こえたといいます。電話はすぐに切れ、その後連絡が取れなくなりました。

警察は、5人のコンピューター、電話、イベントで使用する物品を押収し、彼女たちが働いていた女性の権利のためのNGO事務所も捜査を受けました。

「騒乱挑発罪」は公共の場で騒動を起こし、トラブルを引き起こしたことが罪になるとされており、中国では人権擁護者や活動家を抑え込むためによく使われ、最高5 年の刑になります。中国当局が力づくで活動家やNGOの活動を抑え込むようなことがあってはなりません。

アクションに参加しよう!

彼女たちへの自由を制限しないよう要請してください。署名はアムネスティで取りまとめて、中国政府に送ります。

アクション期間 このアクションは終了しました。(2015年4月7日~4月22日)
要請先 中国:公安相