国連加盟国に、「死刑執行の停止」を求める!

今こそ「死刑執行停止決議」に賛成を!

今年、国連総会で、第4回目となる死刑執行停止決議が採択されます。国連加盟国に、決議への賛成を要請してください。

この決議は、国連加盟各国に対し、「死刑の廃止を視野に入れた死刑執行の停止」を求めるもので、これまでに、2007年、2008年、2010年の3回、実施されてきました。そして、日本政府は過去3回とも、この決議に反対票を投じてきました。

2012年8月現在、死刑を法律上または事実上廃止している国は、世界198ヵ国中141ヵ国にまで広がっています。また、死刑執行停止決議への賛成国は、回を追うごとに増えています。

死刑廃止へと向かう国際社会の潮流を無視することは、国連加盟国の責任ある一員として、許されるものではありません。なお、日本と共に反対票を投じたのは、中国、米国、インド、イラク、イラン、インドネシア、スーダン、朝鮮民主主義人民共和国、ビルマ(ミャンマー)などの国ぐにです。

今回、アムネスティ日本は日本政府に対し、反対票を投じないこと、そして他の加盟国政府に対し、この決議に賛成するよう(少なくとも反対票を投じないよう)求めるアクションを行います。死刑執行停止決議に賛成する国をさらに増やしていくことが、死刑を続ける国ぐにの姿勢を変える力になります。

そのためには、あなたの力が必要です。ぜひ、署名アクションに参加して下さい。


回を追うごとに増える決議賛成国

過去3回の、死刑執行停止決議では、死刑の執行停止に賛成する国が増える一方、反対票を投じる国は着実に減っています。

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この決議に対する賛成国と反対国の推移は、次の通りです。

【2007年】    賛成 104カ国    反対 54カ国    棄権 29カ国   
【2008年】 賛成 106カ国 反対 46カ国 棄権 34カ国
【2010年】 賛成 109カ国 反対 41カ国 棄権 35カ国

アジアの国で、3回連続反対票を投じた国は、中国、朝鮮民主主義人民共和国、そして日本の3カ国に留まります。
 

Death_Penalty_20120911_02.jpg(グラフ:NPO法人監獄人権センターと共同作成)


決議に反対し続ける日本政府への国際社会の目

さらに、これまで、国連の自由権規約委員会、拷問禁止委員会そして人権理事会からは再三、日本の死刑制度に対する、人権の保護と推進のための勧告が出されてきました。

2008年に出された、自由権規約委員会の最終見解は、「世論の動向に関わりなく、締約国は死刑の廃止を考慮すべきであり、一般世論に対して、死刑を廃止すべきであるということを必要な限り説明すべきである」と勧告しています。

現在の閉鎖的な政務三役会議が、死刑廃止に向けた政治的リーダーシップを求める、この勧告内容に応えるものとは、到底いえません。国際社会の要請を無視し、執行を続けるのでは、国際社会からますます厳しい目が日本に向けられることは避けられません。

アムネスティ日本は、皆さんの署名とともに、日本政府に対して、日本の死刑制度について国際人権基準に沿った改革を進めるため、本年の決議に反対票を投じないことを要請します。そして、死刑廃止に向けた第一歩として、国連決議を考慮して、死刑の執行停止を実現することを要請します。

アクションに参加しよう!

集まった署名はアムネスティ日本で集約し、日本政府と今回の決議で鍵となる重点国に届けます。是非、署名アクションに参加して下さい。

アクション期間 2012年9月11日~10月30日※アクション終了
提出先 日本政府および重点国