イスラエルはガザ封鎖の完全解除を!

8月26日、イスラエルとハマスの間で無期限停戦が合意されました。ガザは甚大な被害を受け、復興に相当の年数がかかると言われています。また、ガザの死者2104人の7割以上が民間人でした。

今回の停戦合意は強固なものとは言えません。また、ガザへの人道支援や復興のための物資搬入を制限するイスラエルのガザ封鎖は、緩和されたとはいえ完全には解除されていません。

ガザの人びとを苦しめる封鎖を全面的に解除し、これ以上の違法な民間人への攻撃を回避するためにあらゆる措置を取るよう、要請してください。


 

action_51503864.jpg傷ついた子どもを病院に運ぶパレスチナの男性 2014年8月(C)STRINGEREPA/epa

国連によれば、50日間の紛争下で、ガザの犠牲者は2104人、うち、495人の子どもを含む1462人が一般市民でした。生後わずか数カ月という乳児も何人も犠牲になりました。一方、イスラエル側も、ハマスの無差別攻撃によって1人の子どもを含む6人の市民が亡くなっています。

ガザの1万8000軒以上の家屋が全壊あるいは激しく損傷し、10万人以上が帰るべき家を失いました。何百という工場も壊されました。電気も燃料も、清潔な水もまったく不足しています。人びとの生活は、破壊しつくされたのです。

イスラエルによるガザ封鎖

生活や経済活動の復興、そしてホームレスとなった人びとのために、十分な資材や人道支援物資が必要です。しかし、イスラエルは7年以上にわたり、ガザを出入りする物資や人の移動を厳しく制限してきました。

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例えば、さまざまな原料やセメントの搬入は厳しく制限され、農産物の搬出も禁じられていました。漁師は海岸から3マイル(約5.6キロ)以内でしか操業できませんでした(今回の停戦で操業範囲規制は緩和)。

モノだけでなく、人の移動も制限され続けてきました。ガザの外で病気治療を望む多くの人びと、教育を望む子どもたちは、ガザを出ることを妨害されました。現在、ガザの人口の約8割が、人道支援に依存しています。

このようなガザ封鎖は、国際人権法・人道法に違反した集団的懲罰にあたると見なされています。

脆弱な停戦合意

復興が長期化すると言われる一方、停戦は脆弱です。今回の「境界防衛」作戦を含め、ガザは過去6年の間に3度にわたって大規模なイスラエルの軍事攻撃にさらされ、そのたびに多大な市民の犠牲が出ました。また、封鎖による物資不足で復興がままならないまま、また甚大な被害を受けるということが繰り返されてきました。

停戦により、封鎖の一部が緩和されて人道支援や建設資材がガザに入ってきていますが、全面的な封鎖解除には至っていません。停戦は今後、その内容について、段階的に協議を進めていくと言われています。

アクションに参加しよう!

イスラエル政府に対して、ガザ封鎖の全面的な解除を求め、今後、市民に対する無差別攻撃を回避するあらゆる措置をとるよう要請してください。
※下記のアドレスに、あなたの名前で要請メールを配信します。

アクション期間 このアクションは終了しました。(2014年9月9日~10月9日)
要請先 Moshe Ya’alon イスラエル国防相