袴田事件:再審を実現し、袴田さんの苦しみに終止符を!

えん罪の強い可能性がありながらも、死刑が確定している袴田巖さんは現在77才。逮捕以来47年間拘禁され、現在は深刻な精神状態にあるとも言われています。

2日に弁護側、検察側双方が最終意見書を提出しました。これをもとに静岡地裁は再審開始につき判断することとなります。

もはや一刻の猶予もありません。昨年には、無実を裏づける新証拠も示されました。袴田さんの再審を求めるアクションに、今すぐ参加して下さい。

今、袴田事件は、再審決定に向け、大きなヤマ場を迎えています。

弁護側・検察側によるDNA鑑定の結果、死刑判決の土台を揺るがす証拠が示されており、12月2日までに、双方が最後の意見を述べるところまで来ています。早ければ、来年3月末までに再審開始の決定がなされる可能性があります。再審が進められ袴田さんの汚名をすすぐためには、あなたの力が必要です。

袴田事件とは?

1966年6月30日、静岡県清水市(現静岡市)のみそ製造会社専務、橋本藤雄さん方から出火、一家4人の遺体が発見されました。県警は 8月、強盗殺人容疑などで、工場の従業員袴田巖さん(76)を逮捕しました。

袴田さんは、公判で無罪を主張しましたが、67年8月に工場のみそタンクから見つかった血の付いた「5点の衣類」が有罪の証拠とされ、80年に死刑が確定しました。81年からの第1次再審請求は最高裁まで争われましたが2008年に棄却されました。現在、第2次再審請求の審理が続いています。

2012年4月には、弁護側・検察側双方の鑑定が、死刑確定判決で袴田さんが犯行時に着衣していたとされた「5点の衣類」と、袴田さん本人のDNA型は「完全に一致するものはない」と結論付けました。この鑑定結果は、袴田氏の無罪を示す新規の証拠であるといえ、直ちに再審開始を決定すべきです。

暴力による過酷な取調べで、自白を強要

警察は逮捕後、袴田さんに対し、23日間にわたって徹底的な取調べを行いました。袴田さんは毎日平均12時間、休憩なしの取調べを受け、このうち3回は、取調べ時間が14時間以上にも及びました。

弁護士との面会は、裁判前に3人と1回ずつ、計3回、短時間許されただけでした。 裁判において袴田氏は、「拘禁中は水も食べ物も与えられず、トイレにも行かせてもらえず、殴られたり蹴られたりした」として、取調べ中の自供を撤回し、無罪を主張しました。1968年の静岡地方裁判所での審理では、提出された45通の調書のうち任意に署名したとみなされたのは1通だけで、残りは証拠として認められませんでした。にもかかわらず、判決は死刑となったのです。

アクションに参加しよう!

静岡地方裁判所が再審開始の決定をした場合、静岡地方検察庁が異議申し立てによって再審を阻むことのないよう、静岡地方検察庁 検事正に要請してください。

締切日 このアクションは終了しました。(2013年10月10日(木)~12月16日)
提出先 静岡地方検察庁 検事正 長野哲生殿