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リビア: 虐待される移民・難民 カダフィ政権の負の遺産に歯止めを!

「お前たちは犬だ」警備員たちは口汚く私たちのことを罵る。
ガンビア人の被収容者(2013年5月)

一時収容所に拘留されている移民

署名参加者数

カダフィ政権が倒れ最初の選挙が行われてから約1年が経ちますが、依然として政情は不安定で、とくに外国から来た何千人、何万人もの人びとが、日常的な暴力にされています。その中には、庇護希望者や難民、小さな子どもたちも含まれています。

 

リビアの農業、建設業、そしてサービス業は、移住労働者に依存してきました。にもかかわらず、当局はその権利を守るための適切な移民法の整備を怠ってきました。その結果、雇用主に搾取されても、不当に拘束されても、救済措置がありません。

アムネスティは今年4月と5月に現地に調査に入り、こうした人びとが置かれた状況について、現地NGOや庇護希望者たちにヒアリングをしました。そして、1,700人もの庇護希望者が、「一時的な収容所」に無期限で閉じ込められ虐待を受けているという、ショッキングな実態を目の当たりにしました。虐待は日常化しており、水道管で殴られるなどの暴行が横行しています。収容所内で暴動が起こった際、足を撃たれた後にベッドに縛り付けられ、その後4カ月に渡って歩けなくなるほどの傷を負った者もいました。

外国籍の人びとへの弾圧は、カダフィ政権下では常態化していました。その負の遺産がいまだに続いているのです。対象者がどこの国の人であるかに関わらず、拷問・虐待は許されるものでありません。今すぐ難民、庇護希望者、そして移住労働者の権利を守るよう、リビア政府に要請してください。

 

庇護希望者の収容所で起きている拷問・虐待

収容所に移送された直後に、暴行を受ける人たちも後を断ちません。暴行の末に命を落とした人もいます。36歳のスーダン人男性は、2013年3月半ばに逮捕された直後、暴行を受けたことを明らかにしています。

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libya_2013_02.jpg一時的な収容所にいた女性は、アムネスティの調査員に彼女が受けた傷を見せた

「(一時的な収容所に)到着すると、縄を解かれることなく、床に投げ飛ばされました。水道管や電線で全身を打ちすえられ、時には、5~6人から同時に痛めつけることもありました。私に飲酒をしていたことを自白させたかったのです」

また、食事の際に起きた出来事について、マリの男性が証言しました。

「朝食を走って取りに行かされます。走らないと、金属の棒で打たれ蹴られるのです。2カ月前、走るのが遅いと言われ、私は警備員に顔と左眼を打たれました」

リビア政府はこのような虐待を取り締まることができておらず、警察、警備員、そして収容所の職員による暴力は野放しにされています。

収容所の劣悪な環境

「(警備員は)私たちが臭く、病気を持っているとして、部屋に入ろうともしません。罵倒されることもよくあります。『お前たちは犬だ』と」  ―ガンビアの被収容者男性

2012年以降、食事や掃除が外部に委託されるなど、収容所の処遇改善のために手が打たれました。しかしこれは決して十分なものではなく、処遇は依然として国際基準を満たしていません。

収容所内では、食料品はもちろん、衣料品、衛生用品、清潔な水が足りていません。6カ月間、同じ服を着続けたと証言する被収容者もいます。また、過剰収容が常態化しており、場所がないために、トイレで寝る人もいます。

アムネスティが4月・5月に訪問した収容施設のうち2つでは、定期的に新鮮な空気を得ることができていませんでした。時には6カ月にわたって、家族との連絡が絶たれている人も多くいました。

アクションに参加しよう!

今すぐ難民、庇護希望者、そして移住労働者の権利を守るよう、リビア政府に要請してください。
※※署名はアムネスティ日本で取りまとめて、リビア大使館に送ります。

アクション期間

終了しました。(2013年8月1日~11月10日)

要請先 リビア政府

 

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