ギリシャ:ヘイト・クライムからロマの女性を救え!

ギリシャに住むパラスケヴィさんは、ロマの女性であるというだけで、暴行されました。「丸太で足と頭を殴られました。...助けを呼んだのに誰も助けに来てくれなかったのです...殴られることなんて何もしていません。なぜ殴られたのかまったく分かりません。」

差別に基づく暴力(ヘイト・クライム)をなくすために、今すぐ法務大臣へ要請してください!



 

ロマというだけで襲撃される!

かつてはジプシーと呼ばれていたロマの人びとは、ヨーロッパ最大の少数民族といわれ、昔から迫害や偏見に苦しんできました。今もヨーロッパ各地で差別を受けていますが、政府の対策もあまり進んでいません。

ギリシャ西部のエトリコ村では、ロマの人びとへの暴力事件が頻発しています。2012年8月と2013年1月には、ギリシャの極右政党「黄金の夜明け」の党員やメンバーにそそのかされたと思われる地元のグループが、ロマの人びとの家を襲うという事件がありました。恐怖に怯えた住民たちは逃げ出し、戻ってこられたのは何カ月も後のことでした。けがを負った人もいます。

2012年10月、ロマのコミュニティ・リーダーを身内に持つパラスケヴィ・ココニさんは、息子と障がいを持つ甥と一緒に買い物に出かけたところを、6、7人の男に襲撃されました。彼女と甥は、殴る蹴るの暴行を受けました。助けを呼びましたが、みな、知らんぷりでした。

やっとの思いで息子だけ連れて逃げ出し、警官を呼んで現場に戻りましたが、すでに犯人たちは逃げた後でした。甥は意識を失って倒れていました。身の危険を感じたパラスケヴィさん一家は、村から引っ越しました。その後、自宅は放火されてしまいました。

ヘイト・クライムへの徹底した調査を

襲った者のうち3人が2013年11月に重度の暴行罪で起訴されました。2014年11月に3人の裁判が行われ、懲役8カ月執行猶予3年の有罪判決が下されました。「黄金の夜明け」の党員が有罪となったのは、これが初めてです。

しかし、人種差別的な動機による事件ということが明らかにされなければ、ギリシャで起きているヘイト・クライム(憎悪犯罪)をなくすことはできません。

アクションに参加しよう!

ギリシャ政府に対し、ロマの人びとに対する暴力が人種差別的な動機によるものか調査をするように、またヘイト・クライムであることを認めるよう要請してください。※署名はアムネスティ日本で取りまとめて送ります。

アクション期間 このアクションは終了しました。(2014年12月8日~2015年1月12日)
要請先 ギリシャ政府 法務大臣