My Body, My Rights :子どもを産むのも命がけ。そんな世界に NO !

毎年35万人の女性が、妊娠中あるいは出産時の合併症により命を落としています。これは、90秒に1人の割合です。妊産婦の命を救うために、力を貸してください。

アフリカ地域の妊産婦の健康状態は途上国の中でも非常に悪く、サハラ以南の妊産婦死亡率は39人に1人、国によってそのリスクは15人に1人にまで上がります。

適切な医療を受けることができさえすれは、妊産婦の死亡や病気の多くを防ぐことができます。しかし社会的・経済的障壁により、女性は自らが望む医療を受けることができません。

変わらぬ現状

女性は、健康に生きる権利があります。1994年カイロで開催された国際人口開発会議(ICPD)で「性と生殖に関する権利」が行動計画に組み込まれました。これにより女性は、子どもを持つかどうかを決定する権利や母体健康、中絶、避妊に関連する医療を受ける権利の重要性が確認されました。

2000年には、貧困削減を目的としたミレニアム開発目標(MDGs)に、「妊産婦の健康の改善」が含まれました。そして、2015年までに妊産婦死亡率を1990水準の75%削減するというターゲットが設定されました。しかし、最も妊産婦死亡率が高いアフリカとアジアでは大きな改善は見られません。2008年の国連調査によると、MDGsが掲げている8つの目標の中でも、最も達成の見込みがないとされています。

2014年にはICPD行動計画の20年後の見直し(ICPD+20)が行われ、2015年にはMDGsの達成期限を迎えます。これらが目前に迫る中、「性と生殖の権利」の推進が求められます。妊産婦の死亡率を下げるために、妊産婦保健を優先させて取り組むよう、ともに世界各国のリーダーにアピールしましょう。


お母さんの命を危機にさらす貧困

妊産婦の健康をむしばむ主な要因として、貧困が挙げられます。治療費を払えず、適切な治療を受けられなかったために、妊産婦は命を落としてしまいます。

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mbmr_20130418_02.jpg出産の際には何時間も廊下や床の上に放置されることもある ブルキナファソ  © Anna Kari

また、貧困層の女性の多くが医療施設から遠くに住んでいます。交通機関や救急搬送システムも整っていないため、自らタクシーやバイクを手配し、病院に向かうしかありません。

交通費を支払うことができない女性は、徒歩や自転車で病院に向かうことを余儀なくされます。長時間の移動で、治療に遅れが生じ、病院に向かう途中で息耐えてしまう妊産婦も少なくありません。

女性は、育児、家事、農業などあらゆる面で家庭を支えている重要な存在です。彼女たちの死は、さらに家族を貧困へと追いやります。毎年100万人以上の子どもたちが母親を失い、苦しい状況下での生活を余儀なくされています。

アクションに参加しよう!

女性や少女の性と生殖の権利を守るよう、世界のリーダーたちに訴えてください。
※署名はアムネスティ日本で取りまとめて送ります。

アクション期間 このアクションは終了しました。(2013年4月18日~7月31日)
要請先 2014年国連人口開発会議に関わる各国のリーダー