【1カ月集中】ロシア:LGBTIの子どもたちを支えるサイトを守れ!

エレナ・クリモワさんは、ロシアでレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー・インターセックス(LGBTI)の子どもたちの支援に取り組むジャーナリストです。若者たちが日頃の悩みを打ち明け、相談できる場をつくろうと、支援サイトを立ち上げました。

そのサイトが、閉鎖の危機にあります。サイトが「非伝統的な性的関係」を誘発していると訴えられたからです。裁判所はサイトの閉鎖を支持し、検察は今まさに、閲覧規制をかけようとしています。

ロシア政府は、LGBTIの人びとへの差別と暴力を助長する法律を導入し、彼らの表現の自由や活動を弾圧し続けています。エレナさんの表現の自由を守り、サイトを閉鎖しないよう、ロシアの検察庁に要請してください。



 

子どもたちを支えてきた「チルドレン404」

エレナさんは、自身のサイトでLGBTIの10代の子どもたちに関する記事を連載してきました。2013年3月からオンライン・プロジェクト「チルドレン404」をスタート、日常生活の中で直面した差別や偏見について話し合い、仲間や専門カウンセラーからアドバイスやサポートを受けることができる場を提供してきました。多くの子どもたちがサイトを利用しています。

「チルドレン404」というプロジェクト名は、ネット上のページが存在しないときに表示されるエラーメッセージ「404 Not Found」からつけられました。ロシアで、LGBTIの人びとが感じている社会からの疎外感を表現するためです。

「伝統に反する性的関係を宣伝」した容疑で...

action_russia_2015_02.jpgパレードを行おうとして警察に逮捕されるLGBTIの活動家 ©EPA/SERGEI ILNITSKY

この事件は、2014年1月、地元の親ロシア政府のグループが「チルドレン404」は「伝統に反する性的関係を宣伝している」と市警察に訴えたのが発端です。2015年3月25日に開かれた公判では、地方裁判所が検察の主張を支持しました。しかし、公判にエレナさんは出廷していません。当局がエレナさんに公判の日程を知らせなかったのです。正式な命令が下されれば、エレナさんのサイトは「ブラックリスト」に載せられ、閲覧できないようになります。

ロシアでは、2013年6月に「未成年者に向けた非伝統的な性的関係に関するプロパガンダ」を刑罰の対象にする法律が成立しました。違反すれば、外国人も含め誰でも処罰されます。

この法律は明らかに差別的で、同性愛嫌悪の風潮を高めています。今も各地でLGBTIの人びとへの暴力が頻発し、またエレナさんのように彼らを支援する活動家やジャーナリストも弾圧のターゲットになっています。

アクションに参加しよう!

エレナさんの表現の自由を守り「チルドレン404」を閉鎖しないよう、ロシアの検察庁に要請してください。署名はアムネスティで取りまとめて、要請先に送ります。

アクション期間 このアクションは終了しました。(2015年4月28日~5月31日)
要請先 ロシア・スヴェルドロフスク州検察庁/サンクトペテルブルク市検察庁/ロシア連邦検察庁