スーダン:スカートをはいて、むち打ちの刑 !?

スーダンで女子学生10人が警察に逮捕、起訴されました。みな17歳から23歳で、拘束時、スカートやズボンを身に着けていました。彼女たちが問われているのは、「ふしだらな服装」をした罪です。

スーダンでは道徳警察が「ふしだらな服装」だと見なした人を誰でも逮捕することができ、違反者へは40回のむち打ちや罰金が科せられます。刑法152条でそう定められているのです。この条項によって、毎年何万という人が逮捕されています。そのほとんどが、女性です。

女子学生たちの起訴を取り下げ、刑法152条を廃止するよう、今すぐスーダンの大統領と法務大臣に要請してください。

【更新情報 2015.8.25】
7月から8月にかけて、女子学生たちの裁判が行われました。国際的に高まった批判の声のおかげで、内8人が無罪または罰金を言い渡され、むち打ちという残虐な刑罰を逃れることができました。しかし、第一審で20回のむち打ちを言い渡されたファードスさん、そしてもう一人の学生は控訴し、今もむち打ちの刑を受ける危機にあります。2人を救うために、引き続き、当局へ圧力をかけてください!※これを受け、要請内容を若干修正し9月末までアクションを延長します。



 

服装を理由に逮捕された女性たち

6月25日、公共の場で「ふしだらな服装」をしたとして、警察が女子学生十数人を逮捕、うち10人を起訴しました。女性たちは教会から出てきたところを捕えられ、拘束時はスカートやズボンを履いていました。数日後に保釈され、28日に罪状を告げられました。

起訴された学生の1人、ファードス・アル・ツームさん(19才)は出廷時の服装がふしだらだとして、この件の審理にはいる前に、きちんとした裁判もないままその場で罰金83ドル相当と1カ月の刑を言い渡されました。これは支援する人たちが罰金を支払うことで落着しましたが、当初の容疑の裁判はこれからです。残りの9人の裁判も今後行われる予定です。

女性を差別し、危険にさらす刑法

スーダンには、公序良俗の名の下でつくられた法律や規則が数多くあります。刑法152条もその1つで、公共の場で「公衆道徳に反する」行いや振る舞いをしたり、「ふしだらな」服の着用を禁じていますが、何が「ふしだら」かは、道徳警察がその時々で判断しています。とりわけ女性たちが標的にされ、公共の場に限らず、日常生活の中でも、スカートやズボンをはいただけで、あるいはヒジャブ(髪を覆うためのスカーフ)を着用していないだけで、むち打ち刑となった女性がたくさんいます。

刑法152条は国内外の人権基準に違反しています。スーダン政府は、国際的な人権機関から繰り返し勧告を受けていますが、改善に向けた具体的な行動を示していません。むち打ち刑から女子学生を救うために、あなたの力を貸してください。彼女たちの起訴を取り下げ、刑法152条を廃止するよう今すぐスーダン大統領と法務大臣に求めてください。

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アクション期間 このアクションは終了しました。(2015年7月24日~10月5日)
要請先 スーダン大統領、法務大臣