中東・北アフリカキャンペーン:人権のために戦う、シリアの女性たちとともに立ち上がろう

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家族の命を奪われ、暴力にさらされ、それでも闘い続ける女性たちがいます

3月8日は、国際女性デー※。そこでアムネスティは、世界各地で、シリアの女性たちとともに表現の自由を求めるアクションを始めました。

現在、変革の最前線に立つシリア。そこに暮らす女性たちは、シリア全土に広がる暴力の実態を明らかにするために、危険に身をさらしながら、日々闘っています。

2011年、中東・北アフリカでは、年齢、性別、社会的背景をこえて、何百万もの人びとが、街頭で変革をもとめて声をあげました。男性同様、女性たちもまた、政府当局による人権侵害の実態を明らかにし、その責任を求めるために、立ち上がりました。

ところが、表現の自由を行使しようとする彼女たちは、軍隊や治安部隊によって、日々暴力にさらされ続けています。女性たちの多くは、逮捕され、拷問を受け、性的虐待を受けています。

しかし、彼女たちは、決して黙ろうとはしません。家族のため、子どもたちのため、そして国の未来のために、彼女たちは勇気をふりしぼり、声にならない声を懸命に上げ続けているのです。


アスマー大統領夫人に、私たちの声を

アスマー大統領夫人は、イギリス生まれ。2000年に、シリアのアサド大統領と結婚しました。この結婚によって、シリアの人権状況は前進するのではないかという、多くの期待が寄せられました。

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彼女は自らを、「女性と子ども権利の推進者」と呼び、2007年には女性の人権を推進するためのイベントを主催しました。これらの活動から、一時期は、欧米のメディアから「中東のダイアナ妃」などと呼ばれ、賞賛されたこともありました。2011年にはヴォーグ誌に彼女のインタビュー記事が掲載されましたが、インタビューには奪われる命や中東の惨状について何も触れられていませんでした。

しかしながら、シリアの情勢は厳しさ増し、多くの女性や子どもが命を落としているもかかわらず、彼女は過去10ヶ月間、シリアの警備隊によって引き起こされた惨事について、公式なコメントをまったく発表していません。

アスマー大統領夫人の声によって、シリアの女性たちの表現の自由が守られ、貴重な命が救われるかもしれません。

アスマー大統領夫人に、今こそ表現の自由、そして女性の権利を守るよう、要請してください。

国際女性デーとは
1975年に国際連合によって定められた記念日で、労働条件の改善などをもとめるニューヨークの女性のデモがきっかけとなりました。女性に対する差別撤廃と、社会開発への完全かつ平等な参加に向けた環境整備をめざしています。

締切日 アクション終了
提出先 シリア アスマー大統領夫人
キャンペーン 中東・北アフリカ

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