タイ:軍による不当な逮捕を許すな!

政治的混乱が続いていたタイで5月20日、タイ国軍が一方的に戒厳令を発令、続く22日にはクーデターを宣言して陸海空軍、警察からなる国家平和秩序評議会が行政権限を掌握したと発表しました。

数十人の政治家、活動家、ジャーナリスト、学者や、クーデターに反対した市民が令状なしに拘束されました。どこで拘禁されているかもわかりません。

タイ国軍に対し、恣意的な拘禁を止め、拘束した人びとの所在を明らかにするよう、すぐに要請してください。


 

集会の禁止、逮捕、隔離拘禁・・・

タイ国軍は、王室に関する条項をのぞく憲法の執行を停止し、5人以上の集会を禁止し、ソーシャルメディアを含む、軍や戒厳令への批判的な発信を禁止しました。

約250人がタイ国軍に出頭を命じられ、それに応じて出頭した多くがそのまま拘束されました。応じなかった人びとは逮捕と起訴に直面しています。軍によるクーデターに反対して街頭でデモを行った市民も、次々と逮捕されました。

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拘束されたうちの何人かは、弁護士や家族に連絡を取ることができず、所在もわからない隔離拘禁の状況に置かれています。彼らの中には表現の自由を制限するタイの法律について活発に議論していた学者やジャーナリストも含まれており、批判する者を抑え込もうとする目的と考えられます。隔離拘禁は、明らかに国際人権法に反した行為です。

タイでは戒厳令下、軍は令状なしで人びとを最大7日間拘禁する権限を持ち、不当な行為で被害を受けた人びとへの賠償を免責されます。また、タイ国軍は現在、軍の行動に批判的な報道をしないよう報道機関に指示し、放送を遮断するなど表現の自由を不当に制限しています。

アクションに参加しよう!

今すぐ、タイ国家平和秩序評議会に恣意的な拘禁を止め、拘束した人びとの所在を明らかにするよう要請してください。

アクション期間 このアクションは終了しました。(2014年5月28日~7月7日)
要請先 プラユット司令官(国家平和秩序評議会議長)