トルコ政府はデモ参加者への暴力を止めよ

このアクションは終了しました。1200名を超える方のご参加、ありがとうございました。

トルコは今、深刻な人権侵害の危機にあります。政府当局が基本的人権基準に乗っ取った対応を徹底しなければ、警察による暴力はエスカレートし続けることでしょう。

5月31日以降、デモはトルコ全土に拡大し、6月2日には67地域に広がりました。警察の過剰な武力行使による負傷者の正確な数は伝えられていませんが、数千人に上ると見られています。

不当な催涙ガスの使用と見せしめの暴力

警察による催涙ガスの不当使用は、デモ参加者の身に最大限の打撃を与えました。警官がデモ参加者一人ひとりを催涙弾で狙い撃ちするところが何度も目撃されており、至近距離からの催涙弾の直撃で失明した人も少なくありません。逃げ込んだ人をかくまった民家やオフィス、そして現場近くの緊急病院にも直接、催涙弾が打ち込まれました。

デモ隊側の暴力は、極めて限定的でした。それにもかかわらず警察の強硬な実力行使があったことは、デモ隊側の暴力に対抗するためというよりは、あらゆる抗議活動を許さず、その意思をくじくためであることは明らかです。


 

阻まれる医療へのアクセス

アムネスティの得た情報によると、拘束されたデモ参加者の一部は、満員で暑苦しい警察車両の中に食料、飲み水、トイレもない状態で最大12時間も留め置かれたようです。拘禁中に虐待を受けたとする訴えも後を絶ちません。病院での手当が必要であるにもかかわらず、警察署に連行され負傷したデモ参加者もいます。

イスタンブール医師会は負傷者を治療する臨時診療所を路上に設置しようとしましたが、デモ現場で常に催涙ガスが使われているため、断念せざるを得ませんでした。負傷者が近くの救急病院に駆け込もうとしたところ、警察に妨害されたとの情報もあります。

アクションに参加しよう!

トルコも締約国である自由権規約の第21条は、平和的集会の自由を保障しています。トルコ政府に対して、デモ参加者の基本的権利を認め、参加者全員の安全を確保し、これ以上の死傷者を出さない措置を即刻とるよう、要請してください。

アクション期間 このアクションは終了しました。(2013年6月5日~6月30日)
要請先 トルコ:レジェップ・タイイップ・エルドアン首相