愛する権利を奪うな ウガンダ大統領は反同性愛法案に拒否を!

ウガンダ議会は、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、インターセックス(LGBTI)の人びとに対する差別と憎悪を増長させる法案を可決しました。大統領が30日以内に拒否権を行使しなければ、この法案は成立します。

誰を愛するか、ということは、国家が決めるべきものではありません。

この反同性愛法を廃案にするよう、今すぐ大統領に要請してください。


 

大統領の決断次第

ウガンダでは2013年末、反同性愛法案が議会において審議され、可決されました。法案は1月23日、正式にムセベニ大統領に提出されました。大統領は2月22日までに署名するか、却下するかしなければなりません。署名すれば法律が成立し、却下すれば議会に差し戻されます。


 

刑事罰の対象を拡大し、差別を助長する

ウガンダの刑法はすでに「自然の摂理に反する性交」を禁じており、終身刑に処せられます。今回の反同性愛法案は、さらに広範囲な人びとを対象として、「悪質な同性愛」の罪で逮捕することができます。「悪質な同性愛」の罪に問われるのは、「違反を繰り返す者」、HIV感染者、同性と性的関係を持ったことが明かになった者などです。

法案の憂慮すべき条項として、同性愛の「促進」を犯罪とし、同性婚に終身刑を科すことなどがあげられます。

さらに、この法案が成立すると、LGBTIの人びとを嫌悪する風潮とあいまって、医療従事者がLGBTIの人びとに十分に対応できなくなるおそれがあります。特に、同性との性関係を持った男性に対するHIV予防措置が制約される可能性があります。

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アムネスティはこれまで、ウガンダにおけるLGBTIの人びとへの差別、逮捕、拘禁、拷問の実態をあきらかにしてきました。LGBTIの人びとはまた、政府のHIV/エイズ予防プログラムや他の公共医療サービスからも排除されてきました。

法案は、今でも深刻な差別と暴力に拍車をかけ、制度化することになります。

アフリカで高まる同性愛嫌悪の波

ウガンダの法案には、欧州連合(EU)のほか、カナダ、スウェーデン、フランス、英国、米国など多くの国が懸念を表明しています。

一方、アフリカではIGBTIの人びとの権利を奪う新しい法律や刑法改正が増えています。ナイジェリアでは1月、大統領が同性結婚を禁じる法律に署名をしました。カメルーンでも、同性愛は最高5年の刑を科す犯罪とされています。

アクションに参加しよう!

ムセベニ大統領に、法案の全面的却下を訴えてください。

アクション期間 このアクションは終了しました。(2014年2月6日~2月22日)
要請先 ウガンダ ムセベニ大統領