暴かれたCIAの拷問 徹底追及にあなたの力を!

米中央情報局(CIA)は、2001年の9・11事件以降、テロの容疑者と思われる人びとを長期に勾留し、拷問してきました。2014年12月、この問題を5年かけて調査した米国上院が報告書を発表し、CIAによる驚くべき人権侵害を明らかにしました。

CIAの拷問をなくすために、あなたの力を貸してください!米国司法省に、報告書の内容を含め、この問題を徹底的に調査し、拷問に関わった者をきちんと処罰するよう求めてください。



 

明らかになったCIAの残虐行為

米国上院情報委員会の報告書には、CIAの拷問や虐待の実態が詳しく記され、加害者がだれも罪に問われてこなかったことが示されています。安全保障の名の下、米国は世界各地に秘密の収容施設を作り、テロの容疑者と思われる人びとを強制的に失踪させて秘密裏にそうした国に移し、拘禁してきました。

囚人たちは収容所で、水責めや模擬処刑、苦痛な姿勢をとらせ続ける、長時間睡眠を奪うなどの拷問を受けたといいます。中には、家族に性的虐待を加えるぞと脅迫された者もいます。さらに報告書は、幻覚や不眠症、自傷行為など、厳しい尋問や拘禁の影響についても言及しています。

6,600ページに及んだ報告書は、「テロとの闘い」で国の上層部が人権侵害に関与してきたことをより一層明白に示すものとなりました。しかし、開示されたのは一部だけで、報告内容の全貌は依然として極秘扱いとなっています。

CIAの拷問に関しては、2012年にも米国司法省が調査していますが、その内容はとても限定的で、十分なものとはいえません。また、これまで多くの証拠が公にされてきたにも関わらず、拷問に関わった者が起訴され、処罰されたことは一度もありません。

拷問は、国際法でいかなる状況下でも絶対的に禁止されており、決して許してならない卑劣な犯罪です。司法省にCIAの拷問を徹底的に調査し、犯罪に関わった者を起訴・処罰し、被害者に対して十分な救済措置をとるよう求めてください。

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CIAの拷問に加担した国々

action_usa_201501_02.jpg写真:米国中央情報局(CIA)と結託して、ポーランド政府が設置した秘密刑務所が問題となり、2013年に開かれた国際会議にて。©Third Party

CIAなど米国当局は、決して単独でこうした人権侵害を行っていたのではありません。他国や機関の協力の下、CIAは秘密拘禁施設を各地に設け、テロ容疑者とされる人びとを秘密裏に移送し、拘禁、拷問していたのです。

2014年7月、欧州人権裁判所は、ポーランド政府がCIAと結託し、同国北部に秘密拘禁施設を作り、2002年から2005年まで運営していたことを突き止めました。その施設内に拘禁され、拷問を受けた者もいれば、同様の虐待を受ける恐れのある他の拘禁所に移送された者もいました。さらに、マケドニア政府も拷問に関わっており、2012年に欧州人権裁判所は、米国がマケドニア政府と拷問や強制失踪で共謀を働いた責任を認める判決を下しました。

他にも、イタリア、リトアニア、ルーマニア、スウェーデン、英国などがCIAの人権侵害に加担したとされています。2012年と2013年、欧州議会は関与が疑われるEU加盟国・関係国に対して、協力した内容を徹底的に調査するように要請しています。

アクションに参加しよう!

CIAの拷問を徹底的に調査し、犯罪に関わった者を起訴・処罰し、被害者に対して十分な救済措置をとるよう米国司法省に求めてください。

アクション期間 このアクションは終了しました。(2015年1月21日~3月31日)
要請先 米国司法長官