ドキュメンタリー「望むのは死刑ですか」(監督:長沢洋/製作InstituteforCriminalPolicyResearch 2015年)の続編とも言うべき映画の上映会を催します。
前作は、互いに初対面である一般の市民135人が弁護士や専門家による死刑制度についての説明や犯罪被害者の遺族などの話を聞いたのち、死刑制度の是非について意見を自由に述べあう様子を記録したものでしたが、今回の作品は去る2018年7月にオウム事件の関係者13人に対して一挙に死刑が執行されたのを機会に製作されたものです。
この「大量処刑」とも言うべき死刑執行はこれまでに日本の社会が経験したことのないものであり、執行直後に行われた世論調査で死刑に賛成する人々の割合が80 %台から60 %台にまで大きく減少するほど私たちに強い衝撃をもたらしました。
この執行からひと月を経ない 2018年8月、前作の「望むのは死刑ですか」の上映後に、オウム事件にさまざまな立場で関わってこられた方々に、オウム事件と死刑問題について現在の思いを語っていただき、死刑問題について考えるという内容のイベントが催されました。今回の作品はこのイベントの様子を記録したものです。
上映後に長塚監督を交えて死刑問題について参加者のみなさんと話しあいたいと思います。死刑問題に関心をお持ちの方も、死刑問題についてあまりご存知でない方も、どなたでも自由に参加できます。ぜひ足をお運びくださり、ご意見をお聞かせください。
★来場に際しては必ずマスクを着用してくださるようお願いいたします。
日時
2022年5月21日(土)14:00~(開場13:30)
※予約不要
参加料
500円
場所
大津市生涯学習センター 4階・視聴覚室(大津市本丸町6-50 TEL:077-527-0025)
京阪石坂線膳所本町駅下車、徒歩7分
主催・お問い合わせ
アムネスティ・インターナショナル日本 大津・坂本グループ
TEL:077-522-5415(池田)