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【オンライン】「死刑廃止を考える」トーク・イベント

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「死刑廃止を考える」トーク・イベント

アムネスティは、死刑に関する統計の報告書「 死刑判決と死刑執行」を毎年発表しています。例年4月の発表ですが、今年は、ウクライナとロシアの戦争で延期され、5月末に発表されました。

2021年にアムネスティが確認した世界の死刑執行件数は、アムネスティが統計を取り始めた2010年来で、前年に続き最も低い数でした。

世界全体では死刑廃止に向かっている一方で、未だ死刑が当たり前のように執行されている国も複数存在します。中国などの一部の国では、死刑についての情報が国家機密とされ、正確な執行数などは掴み切れていません。

死刑統計は、世界の動きと大きく連動しています。新型コロナウイルス感染症の状況はもちろん、米国においてはトランプ政権交代前後、日本においては東京オリンピック・パラリンピック前後の変化が顕著に数字に表れています。

ロシア軍によるウクライナへの侵略で、命の大切さについて日々考えさせられる中、国が国民の命を奪う、人間が人間の命を奪うという法制度を、今一度グローバルな視点で考えてみませんか。

日時

7月16日(土) 17:00〜18:30

参加費/お申し込み

無料/申し込み不要
※時間になりましたら下記のURLにアクセスしてください。

視聴URL

視聴はこちら (YouTubeライブ配信)

プログラム

  • 1部:世界の「死刑統計2021」の報告
    (アムネスティ日本キャンペーン・マネージャー 武田伸也)

  • 2部:「なぜ日本は死刑制度を維持し続けるのか~記者から見た日本の死刑、世界の死刑」 
    (共同通信 編集委員兼論説委員 佐藤大介さん)

スピーカープロフィール

佐藤大介(さとうだいすけ)さん:共同通信 編集委員兼論説委員
1972年、北海道生まれ。明治学院大学法学部卒業後、毎日新聞社を経て2002年に共同通信社に入社。韓国・延世大学に1年間の社命留学後、09年3月から11年末までソウル特派員。帰国後、特別報道室や経済部(経済産業省担当)などを経て、16年9月から20年5月までニューデリー特派員。21年5月より編集委員兼論説委員。昨年11月、『ルポ死刑 法務省がひた隠す極刑のリアル』 (幻冬舎新書) を刊行。他に、『13億人のトイレ~下から見た経済大国インド』(角川新書)、『オーディション社会 韓国』(新潮新書)など。

武田伸也(たけだしんや):アムネスティ日本 キャンペーン・マネージャー
1980年、千葉県生まれ。バスケットボールに夢を見て高校2年で渡米。リベラルアーツの高校と大学を米国で卒業。平和学修士を在スペインのユネスコ系プログラムで取得。帰国後、自身が起こした署名運動で完成した屋外バスケットボールコートの活動からNPOを設立。現在、さらに多様な仲間を巻き込んで古民家オフィスを拠点に同NPO活動中。仕事では、農業者団体の青年部と国際部に着任している際に3.11東日本大震災を経験。前職のオリンピック・パラリンピック組織委員会(バスケットボール競技運営担当)では新型コロナウイルス感染症が拡大する中、運営を経験した。さまざまな組織を見てきたことから、自然、人、組織の調和に関心がある。2021年12月末に現職に着任。

主催・お問い合わせ

アムネスティ・インターナショナル日本
E-mail:camp@amnesty.or.jp