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チェコ:
ロマの家族が強制立ち退きを迫られている

最新情報:
2012年8月 7日
国名:
チェコ
対象者:
ロマの家族
期限:
2012年9月17日
配信日:
2012年8月 7日
UA No:
2012ua234

チェコ共和国の北東部にある市の当局は、賃貸住宅に住む40余りのロマの家族を立ち退かせようとしている。彼らは14家族に代わりの住居としては適切でない寄宿舎への入居契約を結び、残りの30余りの家族には代わりの住居を提供しなかった。

オストラヴァ市建設局の局長は8月3日に、賃貸住宅に住む40余りの家族に、24時間以内に立ち退かなければ強制退去させるという通知を送った。

オストラヴァ市の建設局は、立ち退きの理由を、その建物が構造的に安全でなく、電気供給に欠陥があり、衛生設備も機能していないので、居住に適さないためと説明している。地区当局と建物の所有者は下水設備を適切に維持管理してこなかったため、多くの家が汚水により汚染されている。

市当局はロマの14家族と、代わりの住居としてふさわしくない寄宿舎への入居契約を結んだ。家族の中には、移りたくはなかったが他の選択肢がなく、ホームレスになることを恐れてやむを得ず契約にサインしたものもあった。この14家族に提供される住居は、特に広さと値段の面で適切な住居としての国際的基準を満たしていない。残りの家族には代わりの住居の提供は具体的に示されていない。

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追加情報

計画的退去は、国際法に違反する強制退去と同様である可能性もある。この退去計画は、影響を受ける人びとに予め適切で妥当な通告はされなかったし、個人も家族も合議の機会を与えられもしなかった。住人の多くが当局から提供される住居について説明を受けなかった。14のロマの家族は代わりの住居への入居契約を提供されたが、いくつかの家族は、他の選択肢がなく、ホームレスになることを恐れてやむを得ず契約書にサインした。残りの30以上のロマの家族には代わりの住居の提供は具体的に示されていない。

14のロマの家族に提供される住居は、特に広さと値段の面で適切な住居としての国際基準を満たしていない。それぞれの家族は、最高9人から構成されているが、提供される住居はほとんどの場合一部屋で、台所と衛生設備は数家族との共有である。その家賃は彼らが現在のアパートに払っているものの2倍以上で、ロマの家族たちがそのような住居に住む余裕があるかどうか、大いに懸念される。

立退き通知を受け取ったあと、ロマの家族たちは建物の簡単な修理を始めた。彼らは共有スペースを掃除し、衛生設備のある地下への入り口を閉鎖し、建設局から危険だと指摘されたバルコニーも閉鎖した。それにより彼らは自分たちがそこに住み続けたい意思を表明し、建物が居住にまだ適するように保とうとした。

チェコは多くの国際および地域的人権条約の加盟国であり、それらの条約は強制退去を禁止、抑制、回避することを厳格に要求している。これらの条約には経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約、市民的及び政治的文化的権利に関する国際規約、子どもの権利条約、人種差別撤廃条約が含まれる。国連の経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約委員会は一般的意見7で、強制退去はほかのあらゆる手立てを考慮した後の最後の手段としてのみ行なってよく、結果として何人もホームレス、あるいはほかの人権侵害に遭いやすい状況にさらされてはいけないと述べている。たとえ強制退去が正当化される場合でも、適切な住民保護の手段が講じられ、立ち退きによる損害への補償と代わりの住居が提供される場合のみ執行できるのである。
 

アクションしてください。

チェコ語、英語あるいは母語で、以下の内容のアピールを作り、航空便、航空書簡(全世界90円)、電報、ファックス(あるいはeメール)で、できるだけ早く送ってください。同じ内容のアピール例文が後に続きます。それをご利用ください。

  • オストラヴァ市長に、いかなる追い立ても他のあらゆる手立てを考慮した後の最後の手段としてのみ行われるということを保障するよう求める。
  • 市長に、追い立ての結果、ホームレスになる人がないこと、そして代わりに提供される住居は面積、価格、立地及び必須なサービスへのアクセスの面で国際基準を満たすものであることを保障するよう求める。
  • 当局に、立ち退かせられるロマの家族たちとの真摯な話し合いを持ち、国際的な住居の基準を満たすような長期的な代わりの住居を見つけるよう要請する。

宛先

オストラヴァ市長 Mayor of Ostrava
Petr Kajnar
Prokesovo namesti 8
729 30 Ostrava, Czech Republic
Fax: +42 059 611 88 61
Email: pkajnar@ostrava.cz
書き出し: Dear Mayor

コピーを次の宛先に送って下さい。

地方開発省大臣 Minister of Regional Development
Kamil Jankovsky    
Ministerstvo pro mistni rozvoj    
Staromestske namesti 6]
110 15 Praha 1, Czech Republic
Fax: + 42 022 486 12 08
Email:     ministr@mmr.cz
書き出し: Dear Minister

労働社会問題省大臣Minister of Labour and Social Affairs    
Jaromir Drabek    
Ministerstvo prace a socialnich veci
Na Poricnim pravu 1/376
128 01 Praha 2, Czech Republic
Fax: + 42 022 491 8391
Email: posta@mpsv.cz
書き出し: Dear Minister

チェコ共和国大使館
〒150-0012 東京都渋谷区広尾2丁目16-14
電話:03-3400-8122、03-3400-8123、03-3400-8125
特命全権大使:カテジナ・フィアルコヴァー閣下
書き出し:Her Excellency Ms. Katerina FIALKOVA

できるだけ早くアピールを出してください。期限を過ぎた場合はUAセンターまでお問い合わせ下さい。

Petr Kajnar
Prokesovo namesti 8
729 30 Ostrava, Czech Republic
↑宛先を記入

Dear Mayor,
↑書き出しを記入

I am writing to you to express my concern for more than 40 Roma families, who are planned to be evicted from their rented houses by the local authorities. Only 14 families have received alternative housing contracts, which do not meet international standards on adequate housing. No housing arrangements have been provided to the remaining families.

I sincerely urge you to ensure that any eviction is carried out as a last resort, once all feasible alternatives to eviction have been explored.

In addition, I ask you to ensure that nobody is rendered homeless as a result of eviction, and any alternative housing provided complies with international standards for adequate housing, particularly adequate space, affordability, location and access to essential services

Finally, I sincerely request you to engage in genuine consultation with the affected Roma families to develop long-term housing alternatives that respect international standards for adequate housing.

Thank you very much for your attention.

Sincerely yours,
ここにあなたの名前と住所を記入

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