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ガンビア:
少なくとも38名の囚人が処刑の危機に

最新情報:
2012年8月30日 (更新情報)
更新履歴:
2012年8月24日
国名:
ガンビア
対象者:
少なくとも38名の死刑囚(男女)
期限:
2012年9月15日
配信日:
2012年8月30日
UA No:
247/2012

ガンビア政府は9名の死刑囚を銃殺により処刑したことを確認した。彼らは8月23日の夜に独房から連れ出され、そのすぐ後に処刑された。ガンビア政府は直ちにすべてのさらなる死刑執行を停止し、公式に死刑執行を停止するべきである。

ガンビア政府が9名の死刑囚を銃殺により処刑したことを確認し、処刑を続けるというコメントを出したことで、少なくとも38名の死刑囚が差し迫った処刑の危機にさらされていることに懸念が高まっている。

多くの囚人が、弁護士と面会できず、十分な控訴の手段もないような不公平な裁判の結果、有罪判決を受けている。政治的な動機による容疑で有罪判決を受けたり、自白を強要するために拷問その他の虐待を受けたりした人びとがいる。「国家反逆罪」で有罪とされた人びともいる。国家反逆罪は、死刑判決は命を奪うような重大な犯罪にのみ科すことができるとする国際法の必要条件を満たしていない。

8月19日と20日、ガンビア大統領は、9月半ばまでに死刑囚全員を処刑すると述べた。この声明の後、男性8名、女性1名が処刑された。処刑は秘密に行なわれ、処刑すると本人にも家族にも事前に知らされなかった。

死刑囚監房はひどい状態にあると思われる。先週の死刑執行後、全死刑囚が事実上厳重に監禁されるなど警備が厳しくなり、状況がさらに悪化していると報告されている。

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追加情報

8月23日(木)の夜、ガンビアの首都バンジュール近くのマイル2刑務所の死刑囚監房の独房から男性8名と女性1名が連れ出され、そのすぐ後で銃殺により処刑された。アムネスティ・インターナショナルは、死刑は木曜の夜と金曜の朝の間に執行されたと考える。政府は8月27日(月)に出した声明で、彼らは8月26日(日)に処刑されたと述べた。

この声明は、「法律に基づく、死刑を含むすべての判決は、文字通り厳密に実行される」という政府の意志を繰り返し明らかにした。これは、国際的な激しい抗議にも関わらず、ガンビアが今後も死刑執行を進めて行くことを確認するものである。

処刑された人びとのうち、7名はガンビア国民で、2名はセネガル国民だった。

家族も弁護士も事前に処刑について知らされなかった。囚人たち自身、独房から連れ出されるまで知らされていなかったと、アムネスティと承知している。死刑囚監房に残っている人びとの家族は、刑務所に近づくことも、囚人と連絡を取ることもできていない。

アムネスティは、この2年、ガンビアで下される死刑判決の数が増えていることに注目している。

超法規的な、即決または恣意的処刑に関する国連特別報告者は、「その人たちが死ぬ運命にあることを隠し」また「死刑判決を受けた人や家族に処刑の日時を事前に知らせないことは、明らかに人権侵害である。(中略)これらを行うことは非人道的で品位をおとしめ、生存権に関する手続き上の保護手段をき損するものだ」と述べている。自由権規約委員会は、死刑囚の処刑を家族や弁護士に通知しないのは、市民的および政治的権利に関する国際規約と相容れないと述べている。

死刑執行後、アムネスティはガンビアを事実上の死刑廃止国から死刑存続国へ分類し直した。つまり、現在世界では、97か国があらゆる犯罪に対して死刑を廃止、8か国が通常の犯罪に対してのみ死刑を廃止、35か国が事実上死刑を廃止していることになる。従って、合計140か国が法律上あるいは事実上死刑を廃止している一方、58か国で死刑が存続している。地域レベルでは、アフリカ連合の54か国中37か国が現在、法律上(16カ国)または事実上(21カ国)死刑を廃止している。

アクションしてください。

英語あるいは日本語で以下の内容のアピールを作り、航空便、航空書簡(全世界90円)、電報、ファックス(あるいはeメール)で、できるだけ早く送って下さい。同じ内容のアピール例文が後に続きます。それをご利用下さい。

  • 死刑執行と、それが囚人自身にも家族にも事前に知らされることなく秘密に行なわれた(死刑の適用に関する国際法に違反している)という事実に関して、深い懸念を表明する。
  • 弁護士と面会できず、十分な控訴の手段もないような不公平な裁判の結果、多くの死刑囚が有罪判決を受けていることに懸念を表明し、これ以上の死刑執行を停止するよう政府に要請する。
  • すべての死刑囚に公平な裁判を保証するために、すべての死刑事例の包括的な見直しを確実に行うよう、法務大臣に要請する。

宛先
法務大臣 Minister of Justice and Attorney General
Hon. Lamin A. M. S. Jobarteh
Ministry of Justice
Attorney General's Chambers
Marina Parade Banjul, The Gambia
電子メール: info@moj.gov.gm
書き出し: Dear Attorney General

コピーの宛先
(ガンビア共和国は日本に公館を設置していないので大使館への送付は行なわない)
外務大臣 Minister of Foreign Affairs, International Cooperation and Gambians Abroad
Dr Mamadou Tangara
Ministry of Foreign Affairs
4, Marina Parade, Banjul, The Gambia
電子メール: info@moj.gov.gm
書き出し: Dear Minister

できるだけ早くアピールを出してください。期限が過ぎた場合はUAセンターまでお問い合わせください。これはUA247/12の最初の更新情報です。更なる情報は、http://amnesty.org/en/library/info/AFR27/005/2012/enを参照ください。
 

アピール例文

Minister of Justice and Attorney General
Hon. Lamin A. M. S. Jobarteh
Ministry of Justice
Attorney General's Chambers

Marina Parade Banjul, The Gambia
↑ここに宛先を記入

Dear Minister of Justice,
↑ここに書き出しを記入

I am writing to express my deep concern about the executions in this August and the fact that they were carried out in secret, without the prisoners themselves or their families being informed in advance, which violates international law on the use of the death penalty.

I am concerned that many death row prisoners have been convicted after unfair trials where they may not have had access to lawyers or a full appeals process.

Therefore the government must halt any further executions. I urge you to recommend that the government should implement an official moratorium on executions with a view to abolishing the death penalty, and I also urge you to ensure a comprehensive review of all death penalty cases to ensure fair trials of all death row inmates.

Sincerely yours, 

ここにあなたの名前と住所を記入

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