最新情報:
2013年9月 4日
国名:
コロンビア
対象者:
エルカー・レオン・カターニョさんほか住民(男女)
期限:
2013年10月 4日
配信日:
2013年9月 4日
UA No:
234/2013

コロンビアの準軍事組織とみられる武装グループが、ハシエンダ・ベラクルズ農場から追い出された住民のリーダーたちを脅迫し、殺害まで企てた。住民は、元の土地へ戻るための活動をしていた。 

セサール県北部のサン・アルベルト地方で8月20日、3名の武装グループが、住民リーダーのエルカー・レオン・カターニョさんを探していた。カターニョさんはどうにか難を逃れた。

国の軍に従って動く準軍事組織が1996年、セサール県にあるハシエンダ・ベラクルズ農場から住民を強制的に追放した。カターニョさんは、その住民のリーダーの1人だ。また、「強制立ち退きにあった住民のためのコロンビア地平線協会」(ASOCOL)の会員でもある。

ASOCOLの別のメンバーのフレディ―・アントニオ・ロドリゲス・コラレスさんら3名は8月14日、人権オンブズマンのバイェドゥパル事務所に出向き、脅威となっている準軍事組織を告発する手続きを取った。その後、同県の首都バイェドゥパルに戻る途中、別の車に行方を阻まれ、男3人に銃撃された。彼らはどうにか逃げおおせた。コラレスさんはその晩、もう一人のASOCOLメンバーである弟に電話で事件を説明した。弟は、ASOCOLのオフィス兼自宅の周囲を警備員に確認させると、建物を監視していると思われる人物2人がいることがわかった。住民やリーダーに対するこれらの攻撃と威嚇は、4月に住民への土地返還の重要なステップともいえる当局の決定後わずか数カ月間に起きている。

もっと読む

追加情報

1996年2月から3月にかけて、287の小自作農の住民が、治安部隊が支援する準軍事部隊によって、ハシエンダ・ベラクルズ農場にあった土地から強制的に立ち退かされた。準軍事組織は、小自作農の住民の家を焼き、拷問にかけ、戻ろうとするならば殺すと脅迫した。近辺には警察と軍が駐在していたにもかかわらず、農家や周辺地域での準軍事行動を妨げたり止めたりはせず、加害者を逮捕することもなかった。それ以来、立ち退かされた小自作農の数名と彼らを助けようとした人びとは、殺されたり、誘拐を強制されたり、死の脅迫を受けたりした。

1996年の強制立ち退きは、マルランダ・ラミレツ株式会社という、元コロンビアの大臣および欧州連合への大使であるカルロス・アーチュロー・マルランダの家族が代表を務める会社が申し立てた。小自作農が住んでいた土地の一部の返還を求める法的告訴が退けられたためだ。

その後農場の一部は、追われた住民が所有を主張しているにもかかわらず、土地の所有を主張する別の会社に売却された。そして椰子の木が、住民が主張する土地の少なくとも数箇所に植えられた。アムネスティは、椰子の木は小自作農への土地返還を難しくするために植えられたと聞いている。2013年4月、コロンビア農村開発研究所(INCODER)は、ハシエンダ・ベラクルズの一部を公に未開の土地と定めた。それは強制立ち退きされた住民への土地返還の第一歩であるといえる。ASOCOLは、農場から追い出された小自作農住民らが作った組織だ。

アクションしてください。

英語、スペイン語あるいは母語で以下のアピールを作り、航空便、航空書簡(全世界90円)電報、ファクスあるいはeメールで、できるだけ早く送ってください。同じ内容のアピール例文が後に続きます。それをご利用ください。

  • ハシエンダ・ベラクルズから立ち退かされた住民とそのリーダーに対する懸念を示す。
  • 8月20日の事件、8月14日の攻撃、またそれ以前の殺人脅威について、十分で公平な調査を命じ、責任のある者を裁判にかけるよう、当局に要求する。
  • 保護を要求する人々に対し、彼らの希望に厳密にそって、有効な保護を提供するよう促す。
  • 政府の表明された義務、国連等の政府機関の組織の推奨事項に沿って、軍事的組織を分解するよう、緊急処置を講ずるよう当局を促す。

宛先
大統領 President
Presidente Juan Manuel Santos
Presidente de la República, Palacio de Nariño, Carrera 8 No.7-26
Bogotá, Colombia
ファクス:+57 1 596 0631
書き出し:Dear President Santos / Excmo Sr. Presidente Santos

外務大臣Minister of Foreign Affairs
María Ángela Holguín 
Ministerio de Relaciones Exteriores
Palacio San Carlos
Calle 10 No. 5-51
Bogotá, Colombia
ファクス:+57 1 381 4742
書き出し:Estimada Señora Ministra / Dear Minister

コピーの宛先
ASOCOL
Calle 4 No 36-52
Barrio Maria Eugenia
Aguachica
Cesar
Colombia

駐日コロンビア共和国大使館
Embassy of the Republic of Colombia in Japan
〒141-0021 東京都品川区上大崎3丁目10-53
電話:03-3440-6451
特命全権大使:パトリシア・カルデナス 閣下
H.E. Ms. Patricia CARDENAS

President
Presidente Juan Manuel Santos
Presidente de la República, Palacio de Nariño, Carrera 8 No.7-26
Bogotá, Colombia
↑ここに宛先を記入

Dear President Santos
↑ここに書き出しを記入

I respectfully express concern for the families displaced from Hacienda Bellacruz, and their leaders.

I would like to call on the authorities to order a full and impartial investigation into the 20 August incident, the 14 August attack and previous death threats, and bring those responsible to justice.

I further urge the authorities to provide effective protection to those who request it, in strict accordance with their wishes.

lastly I would like to urge the authorities to take immediate action to dismantle paramilitary groups, in line with stated government commitments and recommendations made by the UN and other intergovernmental organizations.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入