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中国:
中国の人権活動家が逮捕される

最新情報:
2013年11月13日 (更新情報)
更新履歴:
2013年10月21日
国名:
中国
対象者:
曹順利(女性)
期限:
2013年12月12日
配信日:
2013年11月13日
UA No:
282/2013

人権活動家の曹順利さんが10月21日、「挑発混乱引起罪」で正式に逮捕された。彼女は健康を害しているにもかかわらず、拘禁中、必要な治療を受けられずにいる。

曹順利さんは9月14日、北京国際空港で拘束され、連行された。国連の人権メカニズムに関する研修プログラムに参加するため、ジュネーブに向かうところだった。曹さんからの連絡は5週間以上も途絶え、姿も目撃されなかった。家族は「挑発混乱引起罪」で逮捕したとの10月21日付の通知を受け取った。現在、彼女は朝陽地区拘禁施設に収容されている。アムネスティ・インターナショナルは、彼女は良心の囚人であると考えている。

アムネスティは、曹さんが深刻な肝硬変の合併症を患い、また栄養状態も悪いため、緊急治療が必要であるとの情報を得た。彼女は拘禁中、全く治療を受けていない。

曹さんは、中国「国家人権行動計画」の起草と国連人権理事会の普遍的定期審査(UPR)のための報告書の作成に、真の市民社会が参加することを主張してきた主要な人物の一人である。国連の普遍的定期審査作業部会における中国の人権状況の審査は、10月22日にジュネーブで行われた。6月18日、曹さんら活動家多数は、UPRに市民社会が参加することと審査の過程の一層の透明化を求めて、中国の外交部の前で座り込みデモを開始した。この平和的なデモは、当局により少なくても4度にわたって解散させられた。10月3日には、まだ残っていた約10人のデモ参加者が警察に連行された。この逮捕以降、警察車両が外交部の前に常駐するようになり、この場所でデモを行うことは不可能になった。曹さんは、平和的な活動と人権運動を行ったため、2010年4月から1年間、2011年4月から1年と3カ月間、労働教養所に収容されていた。

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追加情報

2012年10月、曹順利さんと人権活動家、強制立退の被害者、労働教養所の元収容者、そして民主化活動家たちからなるグループは、中国外交部に手紙を出し、その手紙の中でUPRのための政府報告書の作成への人びとの参加について質問するとともに、報告書の作成の過程を詳細に公開するよう要求した。11月外交部から、報告書の取りまとめ作業はまだ始まっていないという返事を受け取った。その後外交部から何の連絡もなく、今年の6月18日、曹さんたちは北京の外交部の前で座り込みデモを開始した。デモの参加者によれば、座り込みに参加した人の数は一時400人近くに達し、その内の200人は北京から、残りの200人は北京以外の地域から参加したという。デモの参加者のほとんどが女性である。6月末に外交部はデモの参加者と交渉するための担当者数名を送りこんできた。双方とも協議に出席する代表者グループを選ぶことで合意したが、双方が受け入れられる開催場所が見つからなかったため協議は実現しなかった。

曹さんたちは、政府報告書の準備に関する情報の開示を求める行政訴訟を起こした。8月、北京の裁判所は、報告書の作成は外交活動であるとの理由でこの訴えを退けた。

7月1日、当局は北京以外からのデモの参加者を短期間拘束して故郷に送り返した。当局による威圧行動が続いたため、外交部前の北京からのデモの参加者の数も徐々に減っていった。

国連の普遍的定期審査(UPR)とは、国連人権理事会の下にある制度で、全国連加盟国193カ国の人権に関する義務や責任の履行状況について定期的に審査を行う。UPRは各国における人権状況の改善を目的とした国家間での審査制度であり、 国家主導である一方、 審査では市民社会が重要な役割を果たす。国連人権理事会は、加盟国がすべての適切な利害関係者との国家レベルでの幅広い協議を通して報告書を作成することを勧告しおり、また市民社会は、UPRにおいて採択された勧告が各国において履行されているかを監視する上でも重要な役割を果たし得るとしている。

中国の人権状況がUPRで審査されるのは、10月22日で2度目である。

アクションしてください。

英語、中国語、母語で、以下の内容のアピールを作り、航空便、航空書簡(全世界90円)、電報、ファックス(あるいはeメール)で、できるだけ早く送ってください。

  • 良心の囚人である曹さんを即時かつ無条件に釈放するよう当局に求める。
  • とりわけ拘禁中に治療が必要であるにもかかわらず、それが提供されていないという事情を考慮して、釈放が直ちに行われるよう当局に求める。
  • 拘禁が続く間、曹さんが拷問や虐待を受けることがなく、自選の弁護士や家族と面会でき、必要な栄養や治療が確実に提供されるよう当局に求める。
  • 曹さんを含む被拘禁者の処遇が国連の被拘禁者処遇最低基準規則の基準、とりわけ十分な栄養と適切な治療に関する基準を確実に満たすよう、当局に求める。

宛先
Director of the Beijing City Public Security Department(北京市公安局長)
Fu Zhenghua
9 Dongdajie, Qianmen
Dongcheng
Beijing 100740
People’s Republic of China
ファックス + 86 10 6524 2927
書き出し Dear Director

Vice Minister of Foreign Affairs(外交部副部長)
Li Baodong
No. 2 Chaoyangmen Nandajie
Chaoyang District
Beijing 100701, China
電話: +86 10 6596 1114 (Chinese only)
書き出し: Dear Vice Minister

コピーの宛先
公安相
Guo Shengkun
Gong’anbu
14 Dong Chang’anjie
Chaoyang District
Beijing 100741
People’s Republic of China

駐日中華人民共和国大使
〒106-0046 東京都港区元麻布3-4-33
中華人民共和国大使館
特命全権大使:程永華 閣下
His Excellency Mr. Cheng Yonghua

アピール例文

Fu Zhenghua
9 Dongdajie, Qianmen
Dongcheng
Beijing 100740
People’s Republic of China
↑ここに宛先を記入

Dear Director:
↑ここに書き出しを記入

I am writing this letter to express my concern for Cao Shunli who has been detained since 14 September.

I would like to urge you to immediately and unconditionally release her, who is a prisoner of conscience.

I further urge you to ensure that her release takes place urgently particularly in view of her specific need for health care which has not been provided in detention.

I also urge you to ensure that for as long s she remains in detention Cao Shunli is not tortured or otherwise ill-treated, she has access to lawyers of her choosing and can receive visits from family members, and she is provided with the nutrition and health care she requires.

Lastly I would like to urge you to ensure that the treatment of detainees, including Cao Shunli, meets standards provided for in the UN Standard Minimum Rules for the Treatment of Prisoners, in particular with regard to the provision of adequate nutrition and health care.

Thank you for your prompt attention to the above.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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