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ハイチ:
ハイチの200以上の家族が強制立ち退きの危機

最新情報:
2013年12月27日 (更新情報)
更新履歴:
2013年12月17日
国名:
ハイチ
対象者:
強制退去を迫られている約200家族(男女)
期限:
2014年1月29日
配信日:
2013年12月27日
UA No:
327/2013

およそ200家族が、ハイチの首都ポルトープランス郊外チタンイェン地区でもともと居住区ではない場所にある住宅から、強制的に立ち退かされてきた。近くに住む何百もの他の家族が、同様の危険に直面している。これら家族の多くは、2010年1月に起きた地震の犠牲者たちであり、すでに立ち退きを強制されている。

12月7日にポルトープランス郊外チタンイェン地区の居住区ではない住宅から、およそ60家族が立ち退きさせられたのに引き続き、12月9日と10日にクロワ・デ・ブーケ市の法務官が、警官や武器を所持した男たちの集団を伴って、立ち退きを完了するために同地区へ戻ってきた。最初の強制立ち退きに対する抗議やその際住民に加えられた暴力に対して起きた非難にもかかわらず、事は進められた。200以上の家族が2度の強制立ち退きにより、ホームレスになっている。これら家族の多くは、デルマス地区のキャンプモザイクから2012年5月に強制的に退去の上、チタンイェン地区に移住させられた。

チタンイェン地区における強制立ち退きは、6月に行われた裁判所の命令に従って行われたようである。しかし、住民たちは、その命令を聞かされたことも、立ち退きの通知も受け取ったことはないと述べている。裁判所命令は、チタンイェン地区よりもはるかに広い地域を適用対象にしていた。数千人の人々がこの命令書の対象となる地域で暮らしている。住民の多くは、2010年3月に起きた地震により国内避難民となった人々である。デベシャ村およびグラデジュール村の地域に住む人々は、強制立ち退きを受ける可能性が高いと思われる。

カナーンとして知られる2つの村を含む地域は、2010年3月の地震の後、政府が「公共用地」だと宣言した広大な区画である。地震により自宅を失った何万もの人々が、その後同地へ移住している。だが、正確にはどこが「公共用地」なのかや、収用手続きの完了についても未だに混乱がある。同地で暮らす人々には、土地の所有権がなく、多くの人々が土地の所有権を主張する人々による強制立ち退きに直面している。

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追加情報

12月7日の朝、クロワ・デ・ブーケ市の法務官が17名の警官およびなたや棒を手にした男たちとやって来て、チタンイェン地区の約60の家族を強制的に立ち退かせた。住民の話では、立ち退きの事前通告はなく、法務官は立ち退き命令書を示すこともなかった。したがって、不服申し立てを行う機会もなかった。武装した男たちは住民に持ち物をまとめる時間さえ与えず、住居を壊し始めた。住民を威嚇するために警官が空に向けて発砲した際に、これらの持ち物は盗まれてしまった。住民によれば、妊娠4ヶ月の女性を含め、数十人の人々が暴行を受けた。また、同地区に住む残りの家族も同様に立ち退かされるだろうと告げられた。

チタンイェン地区、デベシャ村およびグラデジュール村の居住区がある土地は、地元の開発業者がガス供給の基地にしようとしていたと伝えられている。

大きな被害をもたらした2010年1月の大地震から4年近くが経とうとしているが、国際移住機関(IOM)は今なお17万1,974人が仮設避難キャンプで生活していると推定している。その3分の1が強制立ち退きの危険に直面している。しかし、この数字の中には、カナーン地区の住民5万2,926人は含まれていない。ハイチ政府がこの地域は「長期的な視点で取り組むべき都市計画が必要な新たな区域であり、国内避難民の居住区でない」とみなしたために、国際移住機関は、近年この区域の住民を国内避難民のリストから外してしまった。

ポルトープランス郊外の北数キロに位置する居住許可が下りていないカナーンには、水道がなく、衛生状態も劣悪だが、強制退去の犠牲者がさらに流入して、膨張を続けている。カナーンは、地震発生の2ヶ月後に、ルネ・プレヴァル大統領(当時)が、「公共用地」に宣言した広大な区画の土地にある。だが、2012年に、ミシェル・マーテリー現大統領は、2度目の政令を布告し、「公共用地」を縮小した。そのため、今日に至るも、この土地の法的地位は明らかにはされていおらず、住民には地位の保障はない。キャンプモザイクの住民を含む多数が、国内避難民キャンプから強制立ち退きさせられたり、より安全な居住地を探すために、脅威にさらされたキャンプから去っている。カナーンに住む多くの住民は、土地の所有権を主張する人々からの強制立ち退きに直面している。

2012年5月4日、デルマス道路管理団の武装要員や、ハイチ国家警察の警官を伴った地方の役人によって、デルマス地区のモザイクキャンプに住む126家族は強制的に立ち退かされた。地震の後、国内避難民が仮設の避難小屋などを建てた土地は、商業開発の対象区域から除外された。土地の所有を主張する人々は、法的な手続きで法律にもとづく立ち退き命令書を入手することもせず、現地の市当局や私人を抱き込むことにより、土地を再所有した。

アクションしてください。

フランス語、英語、日本語のいずれかで以下のアピール文を作り、ファックス、eメール、航空書簡(全世界90円)などで、以下の当局に送ってください。同じ内容のアピール文が後に続きます。それをご利用いただいても結構です。

  • カナーンの住民が、適正な法手続、十分な期間を設けた事前通告・相談がないままに立ち退かされることがないように、また関係するすべての住民が適切な代替住居を確実に与えられるように、当局に要請する。
  • 州の役人が不法な立ち退き作業にかかわっていることを、また警官が明らかに武力行使を過度に行っていることを取り調べるように、当局に要請する。
  • カナーン地区に住む住民の、また今なお仮設の避難キャンプに住む数十万の人々の住居に関して恒久的な解決策を考えるように、当局に要請する。

宛先
法務・公安大臣
(Ministre de la Justice et de la Securité Publique)
Jean Renel Sanon
18 avenue Charles Summer
Port-au-Prince, Haiti
Email: secretariat.mjsp@yahoo.com
書き出し: Monsieur le Ministre / Dear Minister

ハイチ警察長官
Godson Orélus, General Director of the Haitian Police
Police Nationale d’Haiti
Port-au-Prince, Haïti
Eメール: godore68@hotmail.com
書き出し: Monsieur le directeur / Dear Director

コピーの宛先:
人権・極貧対策担当大臣
Roseanne Auguste, Minister for Human Rights and the Reduction of Extreme Poverty
33, Boulevard Harry Truman
Port-au-Prince, Haiti
Email: rosanne.auguste@primature.ht

ハイチ共和国大使館
Embassy of the Republic of Haiti in Japan

〒106-0031 東京都港区西麻布4丁目12-24
第38興和ビルデング9階906号室

臨時代理大使:ジュディット・エグザビエ 参事官

Ms. Judith EXAVIER

アピール文
(法務・公安大臣宛の場合)

Jean Renel Sanon, Minister of Justice and Public Security
18 avenue Charles Summer
Port-au-Prince, Haiti
↑ここに宛先を記入

Dear Minister,
↑ここに書き出しを記入

I am writing this to express my concern for the people who were forcibly evicted from their homes in an informal settlement in the area known as Canaan.

I call on you to ensure that residents there are not evicted without due process, adequate notice, consultation and that all those affected have access to adequate alternative accommodation.

I also call for an investigation into the participation of state authorities in an illegal eviction, and into the apparent excessive use of force employed by the police officers.

At the same time, I urge you to seek durable solutions to the housing needs Canaan residents and the hundreds of thousands of others still living in makeshifts camps.

Thank you for your prompt attention to the above.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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